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2019年02月25日05:07

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1985年ジャマイカの旅ー26

翌日の夜、約束のレストランまで何キロも海辺を歩いた。真っ暗闇にかすかに白く浮かぶ波しぶきを頼りに歩いていると、ミステリー・ゾーンに迷い込んだような気分だった。
どうにか約束のツリー・ハウス・レストランにたどり着く。八時を少し過ぎた頃、アンディが現れた。白いスーツを粋に着こなしていた。(彼はなかなかの美男子だった)再会を喜んだ後で話が始まる。彼は、このネグリル最大のレストランの庭で、秋にマイケル・ローズのコンサートを計画していた。「明日の午後、イベントのスポンサーに会うけど、一緒に行かないか?」と誘われる。そして、パートナーとして参加しないか?と言い出した。ジャマイカと日本のレゲエ関係者が手を結べば、ラスタ企業が世界を征服できると、熱心に説得した。とても彼についていけない。しつこいセールスマンに捕まった気分だ。アンディが企画書をカバンから取り出して説明する。
マイケル・ローズのギャラが5000US$、バンドが3000、その他の出演者や会場経費にいくらと、ラフな資金計画書だった。トータル15000ドル程度。日本の場合に比べ、かなり安く出来るようだ。(勿論、入場料が安く、収益も低いのだ)

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