日曜日、思い立って映画観てきました。
アポロ計画。
人類初の月面着陸って、その頃私は小学生でした。
夢のある、小学生にとっては、とてもとても印象的な出来事でした。
宇宙飛行士が月面をピョンピョン飛び跳ねる映像を憶えています。
月面着陸した宇宙船のプラモデルを作ったような記憶もあります。
そんなうっすらした記憶があるので、実際はどうだったんだろうか?
という興味だけで観に行きました。
でも、どうでしょう。
そんな記憶も無い若い人にとって、この映画はただの暗い地味な映画。
いうなれば、ただのドキュメンタリー作品のような印象をもったので
はないかな?
実際、アームストロング船長の私的な事件(幼い長女が亡くなった)や
私的な夫婦仲の問題(実際月面着陸成功した後、離婚したそうです)な
どの結構シビアな描写が展開されますし、何よりも訓練の厳しさと全く
安全性を確保されていないミッションで同僚は死亡したり、国民からは
無駄なカネを使わずに国民福祉に予算を回せとデモがあったり、と映画
全体に漂う悲壮感に暗い気持ちになります。
しかししかし、あの猛烈な振動と金属の塊が軋む音を体感できるのはやはり
映画館です。
映画館で観ることをお奨めします。
「眠たい」なんていう感想を言う人もありますが、私は感動しました。
少なくとも、幼い娘をもつ人は共感できるはず。
これはインターステラーにも言えることですが…。
2018年米
☆☆☆
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