(つづき)
微妙に信心深く、
若干､不敬な気もするオイラとFの高幡不動尊 散策を
終えて、オイラ達一行は東へと川崎街道を進む。
この辺りは丘陵地帯である為､その裾野に沿って街が
広がっており､シンプルな交通網を形成している。
次のチェックポイントまでは川崎街道を進めば着いて
しまうし､更に言えば本ライドのスタート地点であり､
ゴールでもある是政橋にも着いてしまうのだ(´・∀・`)
次なるチェックポイントは約4km離れた聖蹟桜ヶ丘。
この辺りでは一際賑わいを見せている場所であり、
ジブリ作品《耳をすませば》の舞台にもなっている街｡
(※観ていないので詳細は知らない（;´▽｀A``)
そんな賑わいのある聖蹟桜ヶ丘の街並みををスルーし、
東へと長く続く坂道の手前で一旦､停車。
オイラは右斜め上方にある丘の上を指差してFに問う。
【これから、あの場所まで登るよ！
で、この坂道ルートには2通りあるんだけど…
《キツいけど頂上まで距離は短いルート》と、
《緩やかだけど頂上まで距離があるルート》。
どっちのルートが良い？(￣ェ￣;)】…と。
事前にFからは《緩やかルート》とは聞いていたけど､
一応､最終確認ね(´・∀・`)
これから目指すは《ゆうひの丘 展望台》だ。
ついでに《旧 多摩聖蹟記念館》もﾁﾗ見したいと思う｡
『例え距離はあっても《緩やか》で(笑)』とF。
それでは、とオイラ先導で長い坂道を登りはじめる。
どれくらいなら【ヒルクライム】の定義に入るのか
未だに分からないけど､個々の体力･実力を考えたり、
地形の険しさで定義付けするのかな？
けど実際に今、登っている場所は【丘】なのだから、
これはもう十分に【ヒルクライム】なのだろう。
オイラなら下から頂上まで一気に行けるけど、
まだスポーツ自転車に乗りはじめて間もないFの為、
要所･要所で休みながら登って行く事にする。
《先ず､あの看板まで行こう！》
《次は､あの信号で休もう》と言った具合(´・∀・)ﾉ
最初は特にアドバイスをせずに登ってもらい、
休むポイントに着いたら《こうすると楽チン》だと
説明→実践してもらう事で理解してもらう。
やっぱり言葉で説明するより、実際に体を動かして
実践してもらったほうが得心がいくよね（;´▽｀A``
Fの自転車はギア数も多く、ガタイの良い体躯のF
でも比較的､苦労せずに登りきる事が出来たみたい｡
以降は各種紹介書籍や動画等で知識を得､実践して
いく事でガンガン登って行く事が出来るだろう。
勿論、オイラも他人の心配が出来るほど健脚では
ナイので頑張らないといけないんだけど、今回の
ライドには【大島一周 決戦用ホイール】として、
フルクラム レーシング3と言う軽量ホイールへ換装
していた。
今回が換装後、初のライドとなったんだけど、
平地でも坂道でも明らかに軽やかで、スイスイと
前に進める感じ♪頑張って買って良かった〜(*´Д｀*)
本ライドの最終目的地である《ゆうひの丘 展望台》
に到着。
何度来ても、ここからの眺めは気持ちが良いね。
Fも『こんな場所があったんですね！』と、
その眺めを楽しんでくれているようだσ(´ー｀*)
【男2人で来て言うのも何だが…】と前置きし、
夜や朝焼けの眺めは更に万倍も素敵である事を紹介
すると、Fも興味が出てきた様子だ。
『ここで一杯呑んだら最高だろうなぁ(笑)』なんて
言って笑っている。まぁ､ほどほどにな？（;´▽｀A``
陽も沈み、ポツポツと街に灯りがともり始める。
つい数分前までとは違った景色を楽しみつつ、
《ゆうひの丘 展望台》から《旧 多摩聖蹟記念館》
へと移動。 此れにて本ライドは終了！と宣言した。
あとは『お楽しみ』の天然温泉とご飯だ(*≧∀≦)ﾉﾞ
(つづく)
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