(つづき)
オイラ的には幾度となく訪れた高幡不動尊。
全く信仰心は無いオイラだが､『文化』としての
宗教及び宗教建築は大好きなので､やはり心躍る
思いだ(*´(エ)｀*)a
どこからともなく聞こえてくる読経の声、
どこからともなく漂ってくるお香の香り…
年齢を重ねた今だからこそ感じ取れる侘び寂びだ。
Fは教会で働いているくらいなのでクリスチャン
なのだけれども、『仏教好きなんですよ〜♪』と
おおっぴろげに言ってはばからないww
なんだ？改宗希望か？(*≧∀≦)ノ゛
Fはその容姿に似合わず､学生時より美術的センス
に非凡な才能をオイラに魅せてくれていた。
毎年送られてくる年賀状は凝っていて､否応無しに
彼の存在を思い出させてくれるのだ。
それでいて不器用で､見ていてもどかしい面もある
のはご愛嬌｡ その個性を大切にしてもらいたいと
思うばかりだ（´・∀・`）
〜閑話休題〜
さて､高幡不動尊に来たら足を運びたい場所がある。
それは境内裏手にある【墓地】だ。
《偉人のお墓でもあるの？》と思われるだろうが
そうではない。
何と！ここ高幡不動尊の墓地には【生まれ変わり】
伝説の当事者の墓(←言葉がまとめられないw)が
あるのだっ！！(。・`ω´・。)ﾘｲﾝｶｰﾈｰｼｮﾝ!
時代を遡る事、約200年前の江戸時代。
当時の多摩地方に『藤蔵』と言う６歳の男の子が
いたそうな。
藤蔵は６歳にして病に倒れ、亡くなってしまったが､
それから12年の歳月が流れた とある村で出来事が
起きた。
その村に住む《勝五郎》という８歳の男の子が
【自分は『藤蔵』の生まれ変わりだ】と話し始めた
らしい。(※『藤蔵』がいた村とは５km離れていて、
時系列的にも２人に接点は生まれようもない。)
最初は親･兄弟すらも信じてはいなかったけれども､
あまりに真に迫る話に祖母が動き、勝五郎と一緒に
『藤蔵』の生まれ育った村へと向かいます。
村へ着くと、勝五郎は来た事も無いはずの村や家の
事をﾋﾟﾀﾘと言い当て、皆を驚かせました…とさ…。
的な？（´・∀・`）
そんな勝五郎くんは明治2年(享年55歳)まで生き、
その生涯を終えたとされているけれども、話はここで
終わらない！更に20年の歳月が過ぎた明治23年には、
ラフカディオ･ハーンこと、小泉八雲がこの奇譚を本
にまとめ、米･英国で発表したとの事。
100年以上も前に【多摩】からワールドワイド発信
した人物がいたというのは驚きですわ〜(￣ェ￣;)
オイラ的には【このテ】の話はワクワクしてしまう
のだが、F的にはどうにも釈然としない様子(苦笑)
最後まで『謎がナゾを呼ぶと言うか…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ』と
言っていました（;´▽｀A``
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その他、
境内には裏手の山(高幡城址)には四国八十八ヶ所巡拝
を模した巡拝コースがある。
以前、チャレンジして小一時間ばかり掛かったので
オイラ的には【え？行くのぉ？(´ヘ｀；)】な気持ち
だったんだけれども、Fが『行きましょう』と言うので
行く事に。
さすが山城を築いていた場所だけあって､道中は地味に
キツイ｡ 八十八ヶ所の半分も終わらぬうちにヘロヘロ
になってしまう２人なのであった…(；゜д゜)ｾﾞｰｾﾞｰ
余談だが、ここ日野は新選組 鬼の副長として知られる
土方歳三が生まれた土地でもある。
高幡不動尊にも土方の位牌や銅像が祀られていて、
日野市も新選組関係のイベントに力を注いでいるよう
に思える。土方さんも あの世で苦笑いしているかな？
さぁ！これにて高幡不動の散策はおしまい！！
ライドは後半戦へと突入します。
(つづく)
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