日記278 (小さな花を大切にしよう)

先日、昭和記念公園に行ってセツブンソウを撮りに行った時のことです。
小さなデジカメを持ったおばさんが、綺麗に咲いたセツブンソウを撮るために
カメラを近づけて、手前の花を押しつぶすように写真を撮っていました。
丹精込めて育てているのに、まるで雑草の扱いです。

あきれて後ろで見ていて、次にやったら注意しようと準備していましたが、
気配を感じたのか、もうやらなかったので、注意のタイミングを逸してしまいました。

セツブンソウは地上から数センチのところに咲いている小さな花で、
私が撮る時には、超望遠レンズで１ｍ以上離れて撮ります。
他の人も、だいたい、望遠、マクロ、望遠マクロなどで花が大きくなるように撮ります。

普通の望遠倍率の小さいカメラでは、おばさんみたいに綺麗に咲いていない
花を犠牲に撮るしか方法は無いのかもしれません。

悪げもなく自分さえ良ければいいと思っている人が、何と多いことか。
「私の安いカメラじゃ、うまく写らないけど、たくさん咲いてたわよ。」
って言ってるんでしょうねぇ〜。