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2019年02月06日02:15

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【天文】【日常】アヤシイ調査員

★今日はパソコンの設定も終わりちょっとのんびり。先週の休みは研修会で潰したのでなんか久しぶりに休んだ感じであります。

★しかし、夕方には天文台に上ってカメラと三脚を取ってきて、市内に出撃。今全国で進められているとある「調査」のための写真撮影のためであります。

★その調査というのはこれ。
https://www.env.go.jp/air/life/hoshizorakansatsu/observe-2.html
環境省が全国の天文関係者・天文ファンと協力して行う、「平成30年度 冬の星空観察」の写真測定のデータ写真であります。

★環境調査としての星空撮影は以前違う形で実施されていたのですが、一時中断されていました。それが今年度より復活。写真もリバーサルフィルムによるものからデジカメによるデータ送信方式に一新され、時代に合った形となりました。全国同じ方法で夜空の写真を撮り、その明るさを測定して、環境保全のためのデータとして蓄積しようという試み。登録も必要なく、誰でも参加できます。

★ワイも天文関係者の一員として、旧スタイルの時代からずっと参加してきました。中断した時はガッカリしたのですが、今年復活して大喜びで参加中なのであります。

★撮影方法は期間中の決まった時間に天頂方向を撮る、というもの。35mm程度のレンズでF5.6、ISO800で南北を大まかに合わせてだいたい真上に向け、30秒露出で撮影します。測定用なのでデータはRAW。超簡単!とまではいきませんが、一眼レフカメラを一応使える人なら誰でも撮れる方法です。

★初回となる前回(去年の夏)はウチの天文台のデータだけ撮りましたが、環境調査なので敢えて明るい場所でも撮るべきだ、と気がつき、今日は市内の近場二か所で撮影してみた次第。結果はこんな感じです。

★市内の街中にある「稲荷山公園」。
フォト

・撮影データ…2019/2/5 19:13。ニコン28mmF3.5→5.6+キヤノン60Da(ISO800)。30秒。

★同じく街中の公民館前の駐車場。
フォト

・撮影データ…2019/2/5 19:30。ニコン28mmF3.5→5.6+キヤノン60Da(ISO800)。30秒。

★どちらもRAWデータを現像してjpgファイルに変換し、縮小した以外は何もしていません。ちなみに1日にウチの天文台で撮ったのがこちら。
フォト

・撮影データ…2019/2/1 18:56。ニコン28mmF3.5→5.6+キヤノン60Da(ISO800)。30秒。

★きちんと測定しなくても、こうして見比べるだけで夜空の明るさの差が見て取れますね。なかなか面白いものです。

★この撮影調査は8日まで全国で展開中。街中で夜、カメラを上に向けて撮影しているアヤシイ人がいたら、きっとこれをやっている人ですから、警察に通報したりしないでください(笑)。ていうかむしろ参加してください。自宅前でもOKです。


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