【本】チケット転売と人工知能

光一くんの主演舞台、EndlessSHOCKのチケットですが、一般発売の日も電話で４０分３００回くらい（もっとかも）試してみたのですが、一度もつながることなく、諦めてしまいました。
なのに、何で転売屋は複数買えるんですかね？？？
悔しいのと腹立たしいのとで、高額転売ツイートを見ては通報するのがここ数日の日課でした。
まあ・・・転売サイトは他に沢山あるんで・・・何の役にも立っていない可能性大ですが。

ふと、思ったことがあります。
商売って、元々需要と供給の関係で、安く買って高く売る差額で成り立っているもので。
それをしちゃいかんって決めるモノサシって何だろうなあって。
だって、援助交際も、お金が欲しい女子と若い女の子と遊びたいおっさんでwin-winなわけで。
チケットの高額転売も、お金が欲しい人と、その金額支払ってでも行きたいファン、お互いの希望が叶っているわけで。
他人がとやかく言うことかなあって。
いや、めっちゃ腹立ちますよ。絶賛否定派で、金儲けさせたいのはお前じゃないねーん！地獄に落ちろ！とまで思っていますがｗｗｗ

さて。

読書、１０冊はさすがに無謀でした（笑）
そして、衝撃の事実。
私、過去に、精霊の守り人、全巻読んでた！ｗｗｗ

「蒼路の旅人」上橋菜穂子
シュガが出る♡と楽しみにしていたのですが、早々に主人公と別れてしまい、大きな活躍なし。
主人公の思い出の中で美しく登場するくらいで、寂しい。
チャグムが囚われの身となるシーンが具体的な映像で浮かんだので、実写はこの話の冒頭をたまたま見ていたらしいと知る。
王子の立場を捨てたがっていたチャグムが、色んな世界を見て、自国を守りたいと思うようになる成長物語。

「天と地の守り人」上橋菜穂子
こちら３冊ある長編。
チャグムとバルサが冒険してきた、文化も人種も何もかも違う国々が、大きな敵国とどう戦って生き残っていくかというお話。
国の駆け引きになったから、個人的強さしか持たないバルサが、ただの脇役かつタンダとの愛の話になっていて、残念。
この落胆のデジャヴ。ああ、こういう話だったから私読んだの忘れたんだと、思いました
シュガは最後の方にしか出ないけれど、頑張っていました♡

シリーズにはあと、外伝が数冊あるのですが、シュガの話はあるのかなあ。


他には、脳のエッセイと、人工知能の対談形式の本を読みました。
人工知能は自身の仕事が今後どうなっていくのか考えるために読んだのですが、もはや個人や会社単位の話ではないなあと。
ネットが発達しすぎて国の概念が薄れているところとか、人材が外国に流れているところとか、もはや世界的に色々規制したり考えたりしないといけない段階なんだなあとひしひしと。
人工知能を作る際、判断のアルゴリズムを人がインプットするのですが、例えば一人しか人を救えない状況があったとして、老人と子供なら子供を助け、男と女なら女を助け、というルールを、誰がどう決めてインプットするのか、という話がすごく面白かったです。
黒人と白人なら、とか、入力できちゃうって事ですもんね。人工知能とはいえ、誰かの価値観が入るって事ですもんね。怖い怖い・・・。
人工知能が発達すれば、人間のできる事なんて意思決定と責任を取るだけになる、というの、困るなあ。私の一番苦手なやつだから・・・。
ネット上に自己の意識がコピーできたら、果たして生身の自分とネット上の自分、どちらが本当の自分なんだろうか、というのも、恐ろしくも面白い。
2014年の本なので、今どこまで進んでいるのやら・・・。

そして、数日前にテレビで放送していたルパン三世が、まさにこういう話でした。
タイムリー
話はちょっと中だるみ感ありましたが、私、次元が大好きなので、次元メインの話で、とっても良かったです
お花を出す手品に失敗するところとか、ホント可愛い。
非情になりきれなくて、ルパンを助けちゃう行動取っちゃうところとか、ホント可愛い。
不器用な男、巻き込まれ体質、愛おしい
相棒って・・・良いよね
そして、次元の声優の小林さん、８６歳とな・・・渋くて素敵・・・これまで沢山のルパン声優が変わってきた中、ここまで交代せずに、良く続けてくださいました！感謝しかないです。
そんな事もあいまって、泣けるお話でした。