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2019年01月13日23:09

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日本フィル 横浜定期演奏会@344(2019.1.12)新年はブラームスの二重協奏曲と新世界で。

2019.1.12 18:00〜 於:みなとみらいホール

(前半)
  ベートーヴェン
   <プロメテウスの創造物>序曲 op.43

  ブラームス
   ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102

(後半)
  ドヴォルジャーク
   交響曲第9番 ホ短調 op.95

(アンコール)
  ドヴォルジャーク
   我が母の教え給いし歌(オーケストラ編曲版)

指揮:下野 竜也

ヴァイオリン:三浦 文彰
チェロ:ヨナタン・ローゼマン

コンマス:木野 雅之
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

新年1発目のコンサートは日本フィルのニューイヤー(定期)演奏会。今回も例年の新世界プログラムですがソリスト陣に若手を迎えよりフレッシュな感じで盛り上がりました。

1曲目はバレエ「プロメテウスの創造物」の序曲。5分ほどの短い曲なのですが、豊かに変化するメロディーと疾走感のカッコ良さに魅せられ、この曲に初めて出会った高校生の頃繰り返し聴いていた事を思い出します。下野さんのキレの良いアクセントも思い出を鮮明にしてくれます。

2曲目は、若い2人のソリストの協奏曲。今回も20代半ばの三浦さんの若き才能は深化していましたが、なんと言っても目玉はチェロの「ローゼマン」。彼は二十歳そこそこでありながら安定したしなやかな音を聴かせてくれました。(本当にチェロが良い音でした)
キレが良いヴァイオリンと柔軟で渋い(でも重くないのです)チェロが見事に掛け合いブラームス晩年の傑作を奏でます。個人的にはちょっととっつき難い曲の方が楽器の音を味わうのに向いている気がします。(youtubeではムターのものが素敵です)

後半は「新世界」。何度聴いても希望と郷愁に満ちた名曲。それこそ20年近く前のファミリーコンサートで拝見していた下野さんはかなり箔が付いて指示も自信に満ちてキレイレ。音楽は明晰で分かり易くこれからも素敵なセッションを期待したいと思いました。

アンコールは日本フィルの豊かな弦楽器陣が「我が母の教え給いし歌」を優しいメロディーで奏で暖かな気持ちで終演となりました。

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今回で2018秋シーズンは終了となるため、恒例のファイナルパーティーがロビーで実施され、弦楽四重奏でヴィヴァルディの四季などが披露されました。

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実はこの演奏会の前に、すみだトリフォニーで開催されていたアマチュアオケのコンサートを掛け持ちしており、こちらで聴かせていただいた、レオノーレ、未完成、スコットランドも完成度が高くなかなか良い演奏でした。(ニューイヤーらしくウインナワルツのアンコールもありました!)

会場移動途中で食べた坂内のラーメン肉丼セット。この日は寒くてスタミナが必要と思い注文したのですが後でメニューのカロリー表示を見て愕然としました・・・が完食しました!(1200kcal)

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