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2019年01月12日23:29

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゚Д゚) <Resham Filili (レーシャムの行く末)

■成人式は18歳か20歳か 呉服業界がこだわる理由とは
(朝日新聞デジタル - 01月12日 10:37)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5453977

 これで「18歳成人式」と「20歳成人式」の両方の派閥ができて古参VS新参みたいな争いが勃発…しないか? しない? しないかあ…。

 まあ、ワタスは行ってないんだけどね成人式。
 浪人まっしぐら時代でしたし、18歳で成人式があったとしてもそんな余裕はなかった気も…。男でも着物着ていく気合の入った人はおったんやろか、うちの地元。どうだろうなあ…学校卒業すると、もう数えるくらいしかコンタクト取らないからなあ…
 ………
 ……
 …ハッッッ!!! だからボクは、いつまでも大人になりきれないアダルトチルドレンなのくわー!! もう踊っちゃうぞー!!(意味不明




Resham Filili (レーシャムの行く末) 2015年 152分
主演 ヴィナイ・シュレスタ & メーヌカー・プラダーン
監督/脚本 プラナーブ・ジョーシー
"どうしたらいいの? 私の何が悪かったの?"
"全部だよ全部! 僕が村を出たのも、友達を見つけたのも、街で暮らしてきたことも…全部僕が悪いんだ!!!"

https://www.youtube.com/watch?v=ET-Ej6ic128

 父と同じく音楽で金を稼いで母と妹にいい暮らしをさせようと、その日青年レーシャムは田舎を旅立った。
 しかし、カタールへの出稼ぎ話に騙されたまま落ちぶれて、カトマンズにて悪友ハリヤとしょーもない小遣い稼ぎをしつつその日暮らし。実家にはカタールで働いてると嘘連絡しながら、近づく妹の結婚式にも出られない自分の身を嘆くばかり。

 そんなある日、街を仕切るマフィア ドルジェ・ドンの名前を騙って小遣い稼ぎしていたハリヤとともに、レーシャムもろとも当のドルジェ一党に捕まって絶体絶命。なんとか一味のタイヤ密輸業を手伝うことで許してもらおうとするも、結局失敗してマフィアたちに追われる羽目に。ほうほうの体でハリヤの知り合いの映画人カラーニを頼って映画スタジオに身を隠すことになる2人だったが、その中でレーシャムは、撮影現場近くにいたスニータに一目惚れしてしまい…。



主な登場人物 ()内は役者名
ハルケ レーシャムの父親。セリフ上のみ登場。音楽家として活躍していた人らしく、家族にハーモニカを残して何処へと出奔したまま。故人?
レーシャムの母親 (ラクシュミー・ギリ) 田舎で娘と2人でレーシャムの帰りを待つ母。夫の形見のハーモニカをレーシャムに贈る。
スンタリ (マニーシャ・ターパ) レーシャムの妹。
レーシャム (ヴィナイ・シュレスタ) 田舎から出稼ぎに街に出て来た本作主人公。実直で不器用ながら調子のいいヤツ。
プリヤ ハリヤ意中の人。地主の男といい仲。
ブライアン・ラーイ (カルマ) ネパールを代表する大映画スター。本名マヘンドラ・ミシュラー。
ハリヤ (カメシュワール・チャウラーシーヤー) 本名ハリ・ナラーヤン・マンダル。レーシャムのルームメイトで調子のいい悪友。幼稚な(シャレにならない)悪戯が元で、父親の怒りを買って実家を勘当されている。
ドルジェ・ドン (シィシル・バングデル) タイヤ密輸業を取り仕切る街のボス。通称TD。
チャルカ (アシュトーシュ・ラージ・シュレスタ) 筋肉自慢のドルジェの部下。
ドゥルバ レーシャムに嘘のカタール出稼ぎの話を持ちかけた、人材派遣会社社長。
カラーニ・ダーイ (アルン・レグミ) ハリヤと同郷人の映画助監督。
スニータ (メーヌカー・プラダーン) 映画撮影現場の近くに住む不良。レーシャムと仲良くなる。
ワグリー 映画監督?


挿入歌 Resham Filili

https://www.youtube.com/watch?v=JZgBuMCkeTQ


わーい(嬉しい顔) タイトルは、主人公の名前とかけた、有名なネパール民謡(…というか、ネパール民謡とかけた主人公の名前でありタイトルか)。レーシャムは「絹」、フィリリは「風になびくさま」の意とか。
 民謡タイトルの場合、女子が髪飾りに使う民族衣裳のリボンの意味にもなるそう。

 「VISA Girl(ビザ・ガール)」に続く、本作主演男優ヴィナイ・シュレスタ自身の映画プロダクション”Vモーション・ピクチャーズ”製作の2本目の映画となる。
 ネパールで一般公開された翌日にネパール大地震が起きて公開中止に追いやられるも、1日で71ラーク(=710万ネパール・ルピー)の成績を上げ、同年8月28日に再公開が始まったという。

 今までイケメン然とした役柄を演じているのばかり見ていたヴィナイ・シュレスタが、朴訥で不器用な田舎者を演じるコメディ映画で、ああ、この人こんな演技もできるのね、って感じではあるけど、なんか…全てが冗長でまとまりのない映画になってしまってますな。
 100のうち1〜2くらいは笑える要素はあるものの、ヴィナイの田舎者演技も一本調子だし、悪友ハリヤの幼稚さも話を転がすというより停滞させてしまっていて、1つ1つのシークエンスが無駄に長い。まあ、ヴィナイ・シュレスタの新たな一面が垣間見える所と、軽快な音楽はポジティブな映画ですかねえ…。

 前半のカトマンズでのしょーもないドタバタ貧乏生活ネタと、チンピラ ドルジェ一団との逃走劇は、なにか元ネタでもあるんかなと思えるほどまとまりもないまま適当なネタ振りを消化していくだけでキツい展開だけど、同じような調子で進行する後半の映画撮影現場でのドタバタ劇は、映画界が舞台になってるせいか、多少は映画スタッフたちの気概のようなものが表現されていて「俺たちは、これだけ映画が大好きで、色々苦労しながらも仕事を楽しんでるんだぜ!」と言いたげな所はなかなか見せてくれます(一瞬ではあるけども)。

 洋風な格好して欧米音楽を楽しむヒロイン スニータの出で立ちや、映画スター ブライアンの自宅のセレブな雰囲気に、ネパール人の考える進んだ都会的生活ってのが見えてくるようだけども、貧乏生活してる主人公レーシャムとハリヤの安部屋に、サニー・レーオーンのポスターが貼ってあったり、ハリヤがナンパするときにボリウッドの名作「Chandni(チャンドニー)」の歌を歌ってたりと、インド芸能の一般生活での浸透具合も微笑ましい限り。

 映画構成的には、映画舞台裏ネタ、チンピラからの逃走劇、ロマンス、男の友情、ホラーサスペンス、お涙頂戴の家族ドラマ、お馬鹿キャラのドタバタ劇などなど…と全てを網羅しようとするサービス的なせわしない物語展開をしてくれる映画だけども、つながりが強引すぎるために、軽快さも楽しさもスポイルされてしまってるのが、なんだかなあ…って感じの一本。


挿入歌 Jaalma

https://www.youtube.com/watch?v=f-Uv47y3ZkY

挿入歌 Lets Get Lucky Tonight

https://www.youtube.com/watch?v=dhG4UNpaII8



・本作主演のヴィナイ・シュレスタの主演作「Visa Girl (ビザ・ガール)」はこちら
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943993740&owner_id=3570727

・80年代ボリウッドの代表作の1つ「Chandni(チャンドニー)」はこちら
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1671404859&owner_id=3570727


・Resham Fililiを一言で斬る!
「主役級より、脇役の映画制作現場で働くスタッフ役の人たちの方がカッコええ顔してはる…」
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