mixiユーザー(id:46524945)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2019年01月08日11:20

42 view

「　もし　それがあなたの家族だったら　」

　
№189．H31.1.8投稿　
「　もし　それがあなたの家族だったら　」
　

私達に必要なのは
辛い出来事の後に必ず苛まれる後悔
「　～していたら・～すれば　」ではありません
　
私達に必要なのは
ありふれた日常があるうちに出来る
「　もし・～たら・～れば　」です
　
ある有識者といわれる方が
この様な内容をお話しされたそうです
　
「　津波での避難時　
　　小学生中学生が避難する際に
　　お年寄りの手を引いて逃げるのが
　　人間的にも道徳的にも美しい在り方だ　」
　
皆さんは　この意見を目にして
どのように感じられますか
　
人間はどんな困難な状況に陥っても
人の優しさを忘れてはいけない
　
津波の恐怖に負けて
自分を見失ってはいけない
　
命を懸けて困った人を助けるのは素晴らしいことだ
　
小中学生の教育上　理想とするべき姿だ
　
そう思った方
どうか精一杯想像してください
　
必死になってお年寄りの手を引き
今にも津波に飲み込まれそうな
ご自分のお子さんやお孫さん
弟さん　妹さん　甥御さん　姪御さんを
　
死の恐ろしさも知らず
今置かれた状況が判断できず
泣くことも出来ないまま
まだ幼い命を懸けようとする小中学生の姿を
　
それがもし　あなたの家族だったら？
それがもし　あなたの大切な人だったら？
それがもし　あなただったら？　
　　
「　津波での避難時　
　　小学生中学生が避難する際に
　　お年寄りの手を引いて逃げるのが
　　人間的にも道徳的にも美しい在り方だ　」
　
本当にそうですか？
そんな簡単な考えで命が救われますか？
　
誰もがより確実に安全に避難できる方法を相談せず
子供達より死を知る大人としての責任も果たさず
小中学生に丸投げしていませんか
　　
あくまでも　私個人の意見としては
この有識者といわれる方の意見に大反対です
　
災害時　生と死が隣に並ぶ瞬間
　
誰もが切望するのは
「　命が救われること　」　ただそのことだけです
　
その瞬間になっていくらあがいても
遅いのです　遅すぎるのです
　
何度でもお話しますが
災害から命を守るためには
事前の相談を繰り返すことが
重要であり欠かせないのです
　
何故　災害時に起きた
極数件の美しい話が
話題に上がるのでしょうか
　
その美しい話の背景が
災害という　心を引き裂く
苦しみ　悲しみ　痛みの土壌から生まれたことを
忘れてはいませんか　目を伏せてはいませんか
それとも　思いもしませんか
　
災害時の美しい話を見聞きして
「　そんなこともあったんだね　」と
一種感動の涙を流して終わらせてしまった人
また逆に　災害時の苦しい話を集めて
「　うわぁ　こんなことになるんだ　」と
他人事として覗き見ている人
本当の災害の現実から目を背け
自分から遠ざけようとしていませんか
　
震災前　私が人から見聞きした災害と
実際に体験する災害ではまるで違いました
　
必要なのは　災害時にある
美しい話でも
苦しい話でもないのです
　
足りなかったのは事前の相談
ありふれた日常があるうちに出来る
「　もし・～たら・～れば　」でした
　
もし津波が来たら　は考えても
　
もし私の家族が波に追われたら
命の危険に迫られたら
もし亡くなってしまったら
じゃあ　そうならないためにはどうすればいい
　
私には　そこが足りなかったのです
物の準備というオプションよりも重要な
必ずしなければいけない
基本が出来ていなかったのです
　
今なら間に合う　が
あと数分後　数秒後に言えなくなる前に
失いたくない人と語り合えるうちに
どうか　皆さん　相談してください
　

出来ましたら
皆様のページでのシェアをお願い致します
皆様の大切な方とご覧ください
　
こちらフェースブックの語り部ページです
お気軽にご覧ください
⇒　https://www.facebook.com/%E8%AA%9E%E3%82%8A%E9%83%A8-%E4%BD%90%E8%97%A4%E9%BA%BB%E7%B4%80tips2%E5%8F%B7-261274844212850/　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　#語り部佐藤麻紀

■奄美大島近海でM4.4の地震奄美市で震度4
(アースサイエンティフィック - 01月08日 10:06)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=188&from=diary&id=5447919

2 0