四季がはっきりしている北海道

今更ですが、常々北海道は四季がはっきりしていると感じます。

日本は世界的にも四季がはっきりしている国と言われますが、生まれ育った東京・横浜と北海道を比べると関東は全然四季がはっきりしているとは言い難く感じます。

もちろん関東でも山間部や北関東の一部でははっきりしている所もありますが北海道の比ではないと思います。

春
雪が融けるとほんの数日で爆発するように緑が息吹き、花も一気に咲く。

夏
札幌でも30〜35度にもなるが湿度は極めて低く、蒸し暑い日は一夏で5〜7日あるかどうか。
我が家にはクーラーはない、と言うか必然性を感じない。

街中心地でも夏の高原のような体感。
早朝、夕方以降はやや肌寒くなる。

秋
10月下旬から紅葉が始まるが、短期間で散る事が多く、夏よりもはるかに秋は短く感じる。

冬
10月下旬に一度降雪があるが、数日で融けてなくなり、12月半ばからの雪で根雪になる。
最厳寒期は1月から2月前半。

札幌住宅街でも寒いときは最高気温が-5度、最低気温は-10〜-15度にもなるが、どこの家も二重窓で暖房の能力が高いので部屋は暖かい。

また関東の冬のように常に北風が吹くということが殆どないので外でも体感温度は風が吹きすさぶ関東よりも寒く感じない。

札幌だと2月後半になると明らかに降雪が減り、気温が微妙に上がる。雪の中でも木々の芽が膨らみ始める。

3月になると降る雪は関東のようなシャーベット状になり気温がどんどん上がり、4月半ばには路肩からも雪が姿を消す。



以上ですが、住み慣れたせいか来た当時よりも冬が長く感じません。
でもこれほど四季がはっきりしていると言うことは一年が凄く早く感じます。

おっさんになったからもありますが、やはり四季のせいが大きいと感じるのです。

一番日本らしい季節があるのが北海道だと思います。