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2019年01月05日22:11

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来る観てきたよ

■来る
原作は『ぼぎわんが、来る』。ホラー小説大賞を受賞したらしい。年少時に怪異に触れた男が、妻子が出来た頃に再び怪異に襲われるという、筋書きはありきたりなんですが。この映画は人が死ぬ死ぬ。それも気持ち悪〜い死に方で。クライマックスでは超パワー系の霊能力者に呼び寄せられた数百人規模の霊能者が追儺の儀式を行うというとんでもない内容。神道、仏教、陰陽道、密教、修験道、それとたぶん道教とか大陸系の霊能者がわんさか出てきてお祭り騒ぎです。二時間超えてて長いんですけど、矢継ぎ早に事件が起こって時間もどんどん経過するので、ジェットコースターと言っていい早さです。面白かった。好きな系統です。雰囲気で怖がらせる系とは違って物理的な怖さがメインなのですが、海外ホラーと違って音でびっくりさせる演出でもないので、新鮮でした。フォロワーがいるといいなあ。惜しむらくは、名を知り、由来を知り、弱点を知って魔を払うという、洋の東西を問わない悪魔払いのしきたりが守られないこと。なので『ぼぎわん』が何だったのか、映画の中ではほとんど明かされないんですよねー。創作妖怪で、実在する伝承とかは無いのですけど。ミステリ的な謎解きとは、怪異の正体探りとは違う形で発揮されてて、そっちはとても良かった(ので伝統的な悪魔払いのプロセスを省略されたのかもしれませんが)。原作はどうも展開が違うらしいので、読んでみるべきかもしれません。映画と異なり、ライターがぼぎわんのことを調べるようですし。乱痴気騒ぎ系ホラーが好きな人は、ぜひ。岡田准一がインタビューで、松たか子を見て『ヤバイ人来た』と思ったそうですが、ほんとヤバかったw


ゴジラ 怪獣王者の長尺版の予告が流れてました。楽しみ〜!
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