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2018年12月31日21:23

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【NEWS】届かぬおせち

■おせち1268個届けられず ヤマト、冷凍を冷蔵と誤る
(朝日新聞デジタル - 12月31日 16:34)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5441154


過去にグルーポンで販売された「おせち」があまりにもひどくて、
完全に詐欺レベル(というよりもはやギャグですかこれ?)だったのだけれど、
そういう物が届いたときの失望感ってけっこうなものだろうな……と思う。
https://matome.naver.jp/odai/2129880514920924401

おせちのように一人で食べるものではなくて、
家族みんなでとか、
正月というハレのときに特別に用意した「ごちそう」が、
あまりにも酷いものだったり、
届かなかったりしたら、やっぱり相当哀しいだろうな。


    泣き顔  もうやだ〜(悲しい顔)   レストラン  ふらふら

私はこの「久松」からおせちを何回か買ったことがある。

父が逝った頃からかその前からか、よく覚えていないが、
遠くからの来訪者もなく、
家族が揃っても特にむかしのような保存食は必要なかったから、
「少人数で楽しめる程度の」凝ったおせちを買い求めるようになった。

仕出し屋で売られているものを予約して大晦日に取りに行ったり、
個包装で長期常温保存できるタイプを買ってみたり、
そうこうするうちに、
なんとなく落ち着いたのが「博多久松」のおせちなのだった。

ネットだ買えるようになったのがおおきいねやっぱり。

久松のおせちは、美味しかった。
楽天人気ランキング1位とかだったんでしょ?
美味しかったというのは、今はもう母も逝ってしまって、
自分ひとりのためにおせちを用意することはないから、
買わなくなったのだけれど、
気が向いたら、また買ってもいいかな?というくらい。

化学調味料無添加で、本格的なお料理の味です。
別に化調アレルギーじゃないけどね。

久松の味は、九州っぽいというのかな、
実際九州人じゃないので、それは違う!と言われそうだが、
例えば、関西の昆布+塩気のきついあの感じよりはずっと砂糖が多めで、
東京の味から「醤油のこさ」を少し抜いたような感じ。
ほんのり甘めの丸い味だ。
九州の味は基本、甘みが強いと思うのだが(脂なんかでもね)違うだろうか?

久松の味は、素材を活かした薄味でほんのり甘い感じ?
けっこう好みでしたよ。

こういったおせちは、
「いろんな物がいっぱい詰まっている」から、
母はとても喜んでくれていた。
人生でたぶん一度も食べたことのないごちそうが、
少量ずつ目移りするほどいっぱい詰まっているので楽しかったことだろう。

        うまい!  ブタ   とっくり(おちょこ付き)  蟹座

久松のおせちは、
「冷凍されている」
それを冷蔵庫か寒い台所で自然解凍させるのだが、
ドリップも全くでないし、風味が悪くなることもなく、
卵焼きのふかふか感も損なわれないし、かまぼこなどの練り物もぷりぷりで、
冷凍の感じは全くしない。
たいした技術だねえ。

だいたい、48時間だったかな?解凍に必要な時間は。
だから、今回のミスで黒猫さんが「冷蔵で運んだ」のだとしても、
その分「解凍時間が半分になった」程度のことで、
むしろ、元日に間に合うように早めに解凍始めておきました……てな具合だ。

そのまま、配送されたとしても、
おそらく、楽しみにしていた一般家庭では不都合はなかっただろう。
「ちょっと早く食えて得しちゃったねうれしい顔

問題があるとすれば、冷凍で受け取ってしばらく凍らせておいて、
10日過ぎに食べるとかそういう場合。
何らかの事情で、そういう人がいないとは限らない。
この場合、家庭のフリーザーで再凍結させることになるので、
おそらく味は落ちる。

たぶんだけど……注文した多くの家庭では、
「それで問題ないから、そのまま配ってちょうだい!」
と言うだろう。

しかしそうはいかないのが、食品を扱う業者としての久松の立場。

状態に不具合は一切起きていない。
製品そのものに、落ち度はない。
食べてもらうのに、何の問題もない。

久松の側からしたら、
「料金はいらないので、ぜひそのまま美味しく食べていただきたい」
と思うだろう。
だけど、それができないのが世の中の面倒なところ。

返金とか補償問題は別として、
「これは食べてはいけないもの」になってしまったのだ。
食品を扱う上での、「守るべきルール」が破られてしまったから。

以前、コンビニでバカが冷凍庫に寝そべったりした写真が上げられたけれど、
感覚的な問題を別にすれば、
食品自体は問題が起きていなかったはずである。

しかし、当然、廃棄処分になる。
それがルール。

だから、久松としては廃棄せざるを得ない。

もしも……だけど、
久松の営業さんたちが機転を利かせて、
すべて廃棄の前提の上で、
「黒猫と一緒に一軒一軒回って」
これは廃棄するものであり、迷惑をおかけした分はすべて返金するけれども、
品質的には問題がないので、
不愉快でなかったら、食べてはもらえないだろうか?

という感じで、
もちろんそのときにはいろいろ不都合なクレームも発生するかもしれないが、
全て覚悟を決めて、配ることができたならと、ちょっと思ってしまう。
大変な労力だろうけどね。









 





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

おせち1268個届けられず ヤマト、冷凍を冷蔵と誤る
2018年12月31日 16:34 朝日新聞デジタル

 宅配便大手のヤマト運輸は31日、配送時に保冷車の温度設定を誤り、おせち料理1268個の配達を中止していたことを明らかにした。埼玉県内の配送拠点から北海道に運ぶ際、「冷凍」とすべきところを「冷蔵」にしたという。ヤマト運輸の担当者は、ミスを認めた上で「原因は調査中」としている。

 このおせち料理は、福岡県粕屋町の食品製造販売会社「久松」が北海道内の購入者に配送するよう依頼したもの。久松によると、福岡県内から発送し、埼玉県で中継して、12月30日に届ける予定だった。商品は「博多」(1万5800円)と「舞鶴」(1万1500円)の2種類で、販売総額約1880万円。ヤマト運輸とともに返金などの対応に当たるという。
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