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2018年12月31日20:55

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2018年の映画を簡単にまとめてみます

年末恒例にしているだいアカデミー賞の前に、、

選考委員のだい氏によるとても簡単な、おまえ映画の感想書いてないからしかたなく

まとめたんだろ感の否めない映画総評を書こうかなと、、

みなさんがレンタルで素敵な映画を観る時に少しでも参考になれば、と思います。

映画館で観る時に、と言えないのがね、困ったね。

「おじいちゃん、死んじゃったって。」

オススメ度：身につまされる★★★★☆

岸井ゆきの初主演の今作、田舎のおじいちゃんが死んじゃったのをセックス中に取った電話で聞くところから始まるお話。
田舎の葬儀にありがちな、ばたばたした感じ、遠くから来た久しぶりに会う親戚、昔とは違う環境にびっくりする、あのちょっとかわいい子誰だっけ、、みたいなあるあるがちりばめられている映画でした。なんというか、、身につまされる話でした、自分のばあちゃんが亡くなったのも含めてなんだけどね。岸井ゆきのはもちろん、岡山天音とか小野花梨とかの若手さんたちがものすごくよくて、あるある感が増されていました。光石研とか岩松了とか美保純とか渋すぎて最高ね。正月に観る映画ではなかったけど、とてもよかったよ。

「キングスマン２」

オススメ度：安定のサイコポップ★★★★★

タロンエガートン主演のスーツがかっこいい英国紳士ファッショナブルアクションスパイ映画、前作が人気があったのか続編が出ました。前作は新人がベテランコリンファースの背中を見ながら成長する序章、今作はベテランに負けないように新人ががんばる本編、というようなイメージでした。おもしろい映画は悪役も魅力的、前回はサイコなサミュエルLジャクソン、今回はまたまたサイコなジュリアンムーア、それをかっこいいスパイアイテムでばったばったとなぎ倒す、観ていてすっきりする映画でした。お子さまは観ちゃだめだけどね。

「嘘八百」

オススメ度：ほのぼのする笑い★★★☆☆

中井貴一と佐々木蔵之介がインチキ古美術商と落ち目陶芸家コンビで、千利休の茶器の偽物をつかまされたところから始まるお話。
とりあえずW主演の二人が豪華、と思いきや、若手の森川葵、前野朋哉もいいし、友近やら塚地武雅も出てるし、大御所の落語関係の方々が出ていることもあり、大阪が舞台ということも手伝って落語を観ているような感じで観ることができました。おあとがよろしいようで( ｀ー´)ノ

「悪と仮面のルール」

オススメ度：玉木宏の悪役は新鮮だけど★★☆☆☆

悪になるために生まれた玉木宏が初恋の人新木優子を守るために父親を殺し、別の人間として生きつつ新木優子を守っていたんだけど、玉木宏の昔を知る異母兄弟が出てきたり、テロ組織が出てきたり、、
なんか、イマイチな感じでした、たぶん悪と愛を対比させたかったんだとは思うんだけど、それならどっちかに偏らせてほしかった気がしました。あと、ごめん、ヒロインがほとんど印象に残らなかった、、

「嘘を愛する女」

オススメ度：ラブストーリーだしミステリーだしロードムービーだし★★★★☆

長澤まさみと仲良くしていた高橋一生が、実は身元がすべて偽造された人間だった、じゃあ一体私が好きなこの男の人は誰？というお話。
高橋一生がなぜ嘘をつくことになったのか、がキモのこの映画だけど、二人が出会った日が東日本大震災の日だった、っていうのがヒントですね、前に進むこと、罪を赦してあげること、みたいなのがテーマにある映画だと思いました。吉田鋼太郎、川栄李奈、DAIGOもいいんだよねー。

「風の色」

オススメ度：主演の二人はまだ早い★☆☆☆☆

うーん、なんとも難しいお話、、北海道の景色はきれいなんだけどテーマが難しくて、、監督が韓国の人みたいで、たぶんわざと韓国ドラマっぽく作っている気はしました、でもおれははまりませんでした。

「不能犯」

オススメ度：松坂桃李最高★★★★★

松坂桃李が目を見ると人を操れて、直接手を下さずに人を殺したりできる悪の権化みたいな役を演じ、沢尻エリカたち警察を翻弄するお話。
とにかく松坂桃李が良すぎる、レクター博士的な狂気を感じました。またその松坂桃李にひどい目にあわされるメンバーもまたよくてねー、とにかくこれでもかと言うほど救われない感じになります、あぁぞくぞくする(笑)まっけんゆうとか間宮祥太朗とかの絶妙な若手もとてもいいので、かっこいい男の子が好きなら観た方がいいです。最近松坂桃李あついなぁ。

「劇場版マクロス△」

オススメ度：ファン向け★★★☆☆

曲から好きになったマクロスの最新作だったので、にわかファンとして一応観ておこうと。おかげさまでおいしいところだけまとめて観ることができて幸せでした。

「羊の木」

オススメ度：マンガが独特だからねー★★★☆☆

松田龍平目当てに観た映画です、マンが原作で、とにかく設定がおどろおどろしい話だったので気になって気になって。でも大体そういう時は強すぎるマンガの印象に敵わない場合が多く、今回も見事にそんな感じでした。受刑者を受け入れる町の何を信じればいいのかわからないもやもやした感じ、固める脇も北村一輝、田中泯、優香、市川実和子、木村文乃、錦戸亮、あ、彼は主演か失礼。とても素晴らしいのに映画としてとても普通になってしまっていました。ちなみにラストが原作と違うんだよねー。松田龍平はよかったんだけどなぁ。

「マノロブラニク～トカゲに靴を作った少年～」

オススメ度：とにかくおしゃれな実話★★★★☆

世界中の女性を魅了している実在の靴デザイナーの自伝的お話。リアーナとかソフィアコッポラとか有名人もインタビューで出ています、おしゃれ女子は観て損なしです。おしゃれが余ってしまうぐらいおしゃれです。

「オールアイズオンミー」

オススメ度：とにかくまじで実話？★★★☆☆

カリスマラッパー２PACの自伝的映画、近距離から鉄砲で撃たれたり、名誉棄損で訴えられたり、裏切られたり、成功したり、、ちょっと強すぎる実話、さっき書いたマノロブラニクとは違う意味で酔いました、つえー２PAC。

「犬猿」

オススメ度：身につまされる★★★★☆

新井浩文、窪田正孝と筧美和子とニッチェ江上敬子がそれぞれ兄弟姉妹を演じて、それぞれの対立やらごたごたやらがエスカレートしていく映画。
兄弟がいる人には刺さるんじゃないか、とは思いました。でもすごく怖い映画でもありました。兄弟がいて兄弟喧嘩していない人なんかいないからね、げに恐ろしきは血のつながりで似た二人が同じ環境の中にいるっていうことね。

「シネマファイターズ」

オススメ度：短編6つトータルで★★★☆☆

EXILE系の曲にとかにインスパイアされた短編をまとめてみました、な映画です。EXILE系が好きなら観ないといけないとは思います。でもおれは山田孝之が出て河瀨直美監督が撮ったやつが見たかったのです。短編は短く観られるのでおもしろいかおもしろくないかわかる前に終わる印象があります(笑)いや、でも短くまとまるのは好きなのでよかったやつもありました、どうでもいいのもあったけど(笑)

「サニー/32」

オススメ度：期待を裏切るなよ★☆☆☆☆

白石和彌監督、ピエール滝リリーフランキーが出る、実在の事件をもとにした話、気になる予告編、ここまで煽っておいてつまらないっていうのは罪が深いです(笑)せっかくならもっとレーティングを上げてR18にしてとんでもない映画にしてしまった方が振り切ってくれてよかったと思いました。北原里英には罪はないけど、エグゼクティブプロデューサーの秋元氏の罪かなぁ。

「今夜、ロマンス劇場で」

オススメ度：誰も傷つかない★★★★☆

映画が好きな助監督志望の坂口健太郎と、彼の好きな映画のヒロインであるとき突然映画から飛び出してきてしまった綾瀬はるかのラブロマンス映画。
白黒の映画から飛び出してきた彼女なので当然白黒、そんな彼女に彼はお化粧やらきれいな衣装を着せて色をつけていきます、これがとてもきれい。白黒に色が付くっていう描写はとても感動するね、昔白黒テレビからカラーに変わった時を知っている人はきっとこんなような感動を味わったのかな。うさんくさい二枚目俳優役の北村一輝もいいし、助監督仲間の中尾明慶とかもよかったです、ラストシーンはとにかくきれいで観ないともったいないです。

「blank13」

オススメ度：初監督だからね★★★☆☆

斎藤工初監督作品です、取り上げたい題材だったのかはわからないけど、やりたいことはやれたんだろうなぁっていう感じでした。最初はこれで様子を見ておいて、次につなげていきましょう的な感じを受けました。斎藤工の好きな芸人さんもたくさん出ていたし、高橋一生もよかったなぁ、静かで淡々と進んでいく感じもよかったですよ。

「あなたの旅立ち、綴ります」

オススメ度：女版菊次郎★★★★☆

破天荒に生きてきたおばあちゃんシャーリーマクレーンと夢見る若者アマンダセイフライドが、最高の訃報の記事を生前に書いてくれと頼まれるお話。
誰に聞いても最低の評判しか聞かないシャーリーのことを調べていくうちに、様々な人と出会い、知っていく人間ドラマな感じで、とてもさわやかに感動する映画でした。若者に夢を与えてくれるいい映画だったなぁ。原題のザ・ラストワードっていうのもいいね。

「シェイプオブウォーター」

オススメ度：上質な大人のおとぎ話★★★★★

アカデミー賞作品賞を取ったことでだいぶ有名になった本作。でもその名に恥じぬ素晴らしい作品でした。話すことのできないクリーチャーと、話すことのできない障害を持つヒロインとのラブストーリーといっても間違いないよね、話すことができないからこそ通じ合えた1人と1匹の切なくも美しいお話でした。さすがギレルモデルトロ監督、いい作品をありがとうございました。またね、悪役がいい味出してんのよ。

「グレイテストショーマン」

オススメ度：歌って踊る心も踊る★★★★★

またね、こちらも素晴らしい映画。実はあんまりミュージカル系の映画って観ないんだけど、これは観ないといけないと思ってしまいました。ヒュージャックマン最高、ザックエフロンもゼンデイヤも最高、THIS IS ME!はとってもいい曲でした。まさか普段観ないミュージカル映画のサントラまで聞いてしまうとは、、思い出に残るシーンも多くてDVDも欲しい映画です。

「去年の冬、君と別れ」

オススメ度：主演がねぇ、、★★☆☆☆

気になるタイトルと気にならない主演に挟まれ、困りながら観に行きました。でも北村一輝と斎藤工は気になって仕方なかった、、結果観に行って、やっぱり北村一輝と斎藤工は最高だな、と思いました。話の内容はすごくおもしろくて、いいテーマなのになぁ、、主演の二人が別ならばもっとよかったのです、みなまで言いません、みんな言ってるか(笑)

「ドラえもんのび太の宝島」

オススメ度：父親泣き★★★★☆

今年のドラえもんは父親との絆をテーマにしていた映画でした。父親にはなったことがないけどあぁ、きっと父親になって、息子がこんなことを言ってくれたらうれしいんだろうなぁ、、みたいな感じでまんまと泣いてしまいました。いつもありがとうドラえもん。

「リメンバーミー」

オススメ度：超泣き★★★★★

ミュージカルと同じぐらいあまり観ないジャンルのピクサー作品、あ、しかもこれミュージカルじゃないか(笑)とにかくね、これは普段絶対観ない映画だったんだけど、さすがに気になってしまい、、で、結果ぼろ泣きしてしまったのです。びっくりした、こんなに泣くなんて。主演の男の子の歌がうますぎる、すごいわー。

「ヴァレリアン」

オススメ度：懐かしい世界観★★★☆☆

間違えて吹き替えで観てしまったのもいい思い出。異世界救出ドタバタアクションものです、いろんな星に行っていろんな種族と会って星が消滅するのを救う話です。
監督がリュックベッソンだからフィフス・エレメントを思い出しちゃってねぇ、懐かしかったです。映像がきれいなのは間違いなし。あとは世界観にはまれるかどうかだね。

「ペンタゴンペーパーズ」

オススメ度：オスカー激突★★★★☆

メリルストリープとトムハンクスが出たら観ないともったいないです。
メリルストリープが強い編集長じゃなく、仕方なくなっちゃったいきなり任された編集長みたいな感じだったのがとても好感が持てました。何かを決める時にあぁ、決めちゃった、、みたいな感じにしているのがとても気持ちがわかる(笑)ラストの事件につながる感じも昔を思い出してしまったよ、それをトムハンクスが演じるっていうのがねぇ、素晴らしい。

「クソ野郎と美しき世界」

オススメ度：例の3人なら短編だって★★★★☆

新しい地図の最近のびのびと仕事をしている3人が久々にまとめて映画に出るなら観ないといけないのです。監督も園子温やらまさかの太田光やらでさらにびっくり。2週間限定公開で慌てて観に行きました。ピアニストを撃つな！慎吾ちゃんと歌食いの巻、光へ、航る、新しい詩、の4つともそれぞれの味が出ていて楽しかったです。一番好きだったのは歌食いかなぁ、吾郎ちゃんのピアニストも好きだったけどね。

「パシフィックリムアップライジング」

オススメ度：だいぶ落ち着いてきた★★★☆☆

最初のころはおもしろかったんだけどなぁ、残念ながらだいぶネタも尽き、落ち着いてきた印象でした。もちろん嫌いではない、けど、さすがに飽きが出てしまうのは事実、、

「いぬやしき」

オススメ度：久々ノリさん★★★☆☆

マンガ原作の実写映画化です、ガンツの作者さんのマンガなんだけど、こっちの方が好きかな。おじいちゃん役をノリさんがやったっていうのが大きいけど。二階堂ふみも出ていたし、理不尽設定はガンツで慣れてるから、1対1の戦いは分かりやすくてよかったです。

「レディプレイヤー1」

オススメ度：まるでゲームの中みたい★★★★★

スピルバーグ監督はきっと日本が好きなんだろうなぁって思うぐらい日本のキャラクターがたくさん出てくる映画でした。あとでDVDで観ていろいろ確認したくなるね。森崎ウィンのおれはガンダムで出る！のセリフもアツかったなぁ。ゲームアニメ好きなら観ないと損するよー。

「リズと青い鳥」

オススメ度：女子部活話★★★☆☆

響けユーフォニアムの続編的な映画だとのこと、申し訳ないけど名前しか知らないアニメだったんだけど、音楽がテーマのマンガなので楽しく観ることができました。吹奏楽部の女子っていいよね。

「ワンダーストラック」

オススメ度：すこしふしぎ★★★☆☆

子どもの家出と二つの時代を行き来する世界がすてきな、すこしふしぎなお話です。子どもが二人出てくるんだけど、耳が聞こえない役をやっていた女の子は本当に耳が聞こえないとのことです。音と映像で楽しませてくれる映画だったなぁ、ジュリアンムーアのお母さん役もよかったです。

、、がんばった、、けどまだまだある、、

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