2018年回顧

　さてさて平成最後の年、2018年も残り数時間となってきました。あまり動きのなかった一年でしたが、一応回顧録を残しておきたいと思います。

　まぁまぁ穏やかに明けた2018年、最初のイベントは２月のＷＦと３Ｄプリント展示会でした。たまたま同じ週に開催されていたので、金〜日というかなり長めの休みを取って上京しました。３Ｄプリント展示会は業界展示会といった趣で少々レベルが高かったのですが、まずまず参考になりました。このときのリサーチで新３Ｄプリンター「クホリア」の導入を決定することになりました。
　ＷＦのほうは一般参加でとりあえず回ったという程度なので、特になにもなかったのですが、会場できになったのは３Ｄプリンターでの出力品をそのまま販売するブースがいくつか見られたところです。原型に使う人はすでに多くいるのですが、直接販売品にするのは、いずれ出るだろうと思っていましたが、予想より早いペースで広がっています。多分今後も進んでいくだろうなと考えています。

　３月になって上記のクホリア到着。早速設置して使用開始。それまでの機種とは精度が段違いでした。高かったけど。買って良かった。

※公式ホームページより拝借


　５月は例年通り静岡ホビーショーに参加。相変わらずの盛況でした。年々参加サークルが増加しており、ここ数年は第２会場まで設置されるようになりました。自分も２作新作を展示。HGUCザクの砲弾ケースとモノアイパーツをFusion360とクホリアで製作しました。作品に初めて反映させることに成功しました。来年も続けて行きたいですね。

※５月の静岡HSより。電飾したモノアイが電池切れで消えちゃってます。あとプリントしたパーツが見えないですね。左腰後ろについてます（＾＾；


　これ以降、少々考えることがあり、模型から離れてしまいます。そちらの方面で色々動くのですが、どうにも成果がだせません。できれば年内に何か成果か手ごたえをと思っていたのですが、どうにもならず長期停滞。この案件は来年に持ち越しとなり、引き続き模索していくことになると思います。かなり難易度の高い案件なので、正直モノになるかどうかは分からないのですが、なんとかしたいのです。

　さすがに上記の案件が停滞して、模型も手につかないとなると焦ってきます。ということで、11月頭ころから、以前から手を付けてきた３Ｄモデリングの分野を進めようということになりました。特に梅雨時期に買ったペンタブレットに付属してきたZBrush Coreと3DCADのFusion360の二つを進めることにしました。ZBrush Coreはフィギュア原型レベル、Fusion360はガンプラなんかの（小物よりもっと大きな）オリジナルパーツを作れるレベルを目指そうと考えています。せっかくクホリアなんて高級機買ったんですからこの方面やらないわけにいきませんからね。

　今年はクホリアに始まり、年後半の新案件にと、新規投資が続き、収支は大幅マイナスといった金銭面的にきつい一年でした。おまけにその投資に踏み切った新案件がまったく上手くいかず、見通しも立たない状態。来年は現状が悪化すると予想されるため、頭の痛い状態です。なんとか現状打破したいのですが、正直手がかりがありません。おそらく来年は相当辛い一年になるのではないかと予想して早くも憂鬱になっているのですが、悩んでばかりもいられません。幸いまだ体も動くし、資金も底をついたという状況ではありませんので、ここは我慢のしどころなのでしょう。なんか頭の中でサブちゃんの「我慢坂」がエンドレスリピートしてます（＾＾；

　というところで、今年はこのくらいにしとこうと思います。それでは皆さん良いお年を〜♪（＾＾ノシ