一年前、2018年がこのような年になるとは予想だにしなかった。
年明けの1月から父親の認知症が進み、最初は
「家の中にヘビがいる」とか、
「猫がいる」「犬がいる」
といった小動物から始まり、
6月には「人が飯台の上で寝ている」という幻覚が出始めた。
これは、「レビー小体型認知症」といわれるもので、
幻視や幻聴などが現われるのが特徴だ。
3月には、夜中の3時に
「もうこの家はダメだから灯油で燃やす」
と言って大騒ぎになり、心臓の悪かった母親の症状が悪化した。
6月に家の中で人が見えるようになってから、
母親に包丁を突き付けることが2回あり、
とうとう母親は9月に心臓の手術をすることになった。
父親には病院に行くように話したが、
「病院に行くくらいなら死んだ方がましだ」と頑なに断り続けた。
そんな頑固な父親も、あらゆる人々の協力を得て病院に行き、
入院となった。
その間、父親への対応や母親の病院への送迎、病院とのやり取りでほとんど自分の時間取れず、寝る時間も取れない日々が続いた。
あまりに長く、密度の濃い時間を過ごさせていただいた。
恐るべき、怒涛の如きドッグイヤー(←戌年です)(笑)だった。
ただ、そんな中、たくさんの人との縁ができ、
父親、母親と話す時間が取れ、学び多き時間でもあった。
「人生は魂の修行の場」・・・
・・・この言葉にどれだけ力を与えられたことか。
「自分を成長させよう」と思えば、厳しい環境にも感謝できる。
感謝の思いで行動すれば人生は良い方に転がってゆく。
「感謝の心」と「向上心」・・・
・・・この二つは自分の魂の宝物だ。
何度転生輪廻を繰り返そうとも忘れることなきよう、魂に刻み込みたい。
やがて日本は黄金時代を迎える。
日の本の国に太陽が昇る、その夜明け前の闇なのかもしれない。
繁栄した日本を見るためにも、何としても生き抜きたいものだ。
来年は猪年か・・・
・・・恐るべき猪突猛進の一年になるかも知れない(笑)。
というわけで、今年一年を漢字一字で表すと「猪」だ。
(↑なんでやネン!)
(↑来年かよ!)
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