クビサ復帰　の雑感

奇跡に等しいロバート・クビサのF1復帰
http://www.topnews.jp/2018/12/03/news/f1/176439.html
>2011年シーズン開幕前に参加したラリーレースで大クラッシュ
>右腕の切断こそ免れたものの、その腕には生涯消えることのない障害
>ウィリアムズの正ドライバーとして9年ぶりにF1グリッドに戻ってくる

「母国ポーランドの国営石油会社にスポンサーになってもらって、資金難にあえぐウィリアムズから、正規ドライバーの座を買いとった」というのが実態だけれども、資金集めも実力のうち。むしろ、年齢や障害といった大きなハンデを抱えながら、資金を集めることができたクビサを称えるべきなんだろうと。

ロバート・クビサの“カーナンバー88”に一部からクレーム
https://f1-gate.com/kubica/f1_46504.html
>ドイツでは、アルファベットの8番目がHのため「88」はハイル・ヒトラーを表す隠語

ポーランドはナチスドイツに侵略された国なわけで、極右はいてもネオナチはいない。ドイツ人が、よりにもよってポーランド人のクビサをネオナチ扱いするとか、さすがに頭がおかしいだろうと。

「８８」という数字。日本では末広がりで縁起の良い数字で、好んで車のナンバープレートにしている人も多いのだけれども、ドイツの方から来た人にしてみれば、そういうナンバープレートの車に乗るのは　アレな人扱いなんだなと。
もっとも、日本で８８を付けてる人には、ヤクザの人とかも多いわけで、「アレな人」という認識も　あまり間違ってないのだけれども

ボッタス、来年1月にラリー挑戦！　王者オジェと同じフィエスタWRCを駆る
https://jp.motorsport.com/f1/news/bottas-to-make-rally-debut-in-fiesta-wrc/4311932/
かつてのクビサのこととか考えると、現役Ｆ１ドライバーがラリーというのは、リスクが高すぎる話。連続優勝記録を伸ばそうとしているメルセデスが、よく許可を出したなと。

…まぁ今期のボッタスのパフォーマンスが、トップチームのドライバーの中では１ランク落ちだったのは確か。メルセデスが「ボッタスが怪我しても（リザーブドライバーの）オコンを昇格させるだけ」とか思ってたとしても、決して不思議ではないのだけれども。

ハミルトンにしてみれば、オラついてるオコンよりも、控えめなボッタスと組みたいだろうけれど、メルセデスにしてみれば、子飼いのオコンを可愛がらないわけにはいかないわけで、「何か」あったら交代させたいところだよなと。