こんなことがあった。
親戚のおばさんが、
○○を飲んで、ひざの痛みが和らいだ言うて勧めているねん。
おばさんはねずみ講ではなく、良かれと思っている。
こーゆー輩が、親戚にいるのかと、ため息が出る。
おばさんは「じゃあ、私が効いているのは何でやのん」と、ご立腹。
「プラセボやろ」と言い放つと、プラセボを知らない。
こんなこともあった。
ワーファリンという、
脳梗塞や心筋梗塞症の予防などに使われる、
繊細な薬がある。
なんとこのお薬、
薬の効き目がなくなってしまうので納豆が禁忌なのだ。
とある患者さんがこう言っていた。
「あんたはやぶ医者や。
ワシに納豆を食べてはアカン言うていたけれど、
テレビでは納豆は身体にええって言うていたで。
ワシは今朝も納豆を食べたが、こうしてピンピンしている。
ここにこうして立っていることが、
アンタがやぶ医者っていう証拠じゃ」
と医師に言い放ったのだ。
きっとそのテレビ番組も、
医師の指導に従って下さいと注釈が出ていたはずだが、
そこは耳に届かないらしい。
・・・
テレビの健康番組を見たときの理解が深まるようにも、
解剖学 生理学 病理学 薬学
こういった知識を学校で教えて、
中間期末入試といった場で、
重要視したら良いと願うんだ。
国民が健康に生きるために。
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