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2018年12月05日08:48
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読むと興奮】帰って来た968V.S変態ナンパ師エナ��。
愛ミクの皆様、ニーハオ(*≧∀≦*)
あのエナの話を置いておいて、こちらに戻るという、頭をグチャグチャにするひかりんです。
過去を読み直してどうぞ
。。。。。。。。。
ジゲンは、自分の強運を信じていた。
自分には、拳銃さえも当たらない。
何が起きても、生き残る。
その圧倒的な空気を、
ジュキヤは、ひしひしと感じていた。
ジ「ふぅぅぅ。。。ジゲンとかいう、
そこのデカブツ。
お前は、後日潰す。
今回は、あんたらを、視察しに来ただけだ。
以外に人数がいるんだな。
ヤブ、あんたも、そこのジゲンとやらと同じくらい強運なのかもな。
。。。でさ。
D Dとか言う、変な名前の奴ってさ、
強いの？規模はどれくらい？
海外と繋がってんの？？」
ヤ「それが、情報不足で、全く分かりません。
申し訳ございません。」
ジュ「ふぅーん。。。
あのさぁ、そいつらにナメられたらさ、うちらのお仕事がさ、激減すると思うんだよね？」
ヤ「それは、承知の上です。だから、
彼らを、倒そうとしているのです。」
ジュ「あっそう。。。倒す？
甘い甘い、殺らないとさ。また来るよ？」
ヤ「は、ははぁ。」
ラン「ところで、ジュキヤさん。
今回の件、ご協力頂けるのか、拒否されるのか、お伝えください。時間の無駄です。」
ヤ「だから、ランマルよ、生意気な意見をさらすでない
」
ジュ「いやいや、構わぬよ。骨のある奴は、
僕、好き。じゃあ、答えを告げようか？？」
ヤ「は、ははぁ。。」
ジ「乗っかって差し上げよう。
一攫千金なんだろう？
僕らのバックに、誰がついてるか、
知ってる？？」
ヤ「それは、充分に自覚しております。」
ジュ「了解了解。じゃあさ。うちらはうちらで勝手に動くからさ。何かあったら、ここに連絡してよ？」
ラン「ヤブさんはスマホを持っていないので、僕で良いですか？」
ジュ「うん。構わないよ。繋がればいいし。」
ランマルとジュキヤは、番号先を交換した。
ヤ「こ、これからも、よろしくお願いします。」
ジュ「ふふっ。まぁね。じゃあ、そう言う事で。」
ジュキヤは、姿を消した。
。。。。。。
エ「いやぁ、でもよぉ、どこに泊まるんだよぉ？」
ヤ「みんな、申し訳いが、ビジネスホテルで我慢してくれんかのう？？」
ひ「まぁ、しようがないっすよね。
俺は慣れてますけど？」
みんな仕方なく、ビジネスホテルに泊まった。
。。。。。。。
みんな爆睡していた。
そんな中、カゲマツは、トイレに行きたくなった。
カ「何じゃい、飲みすぎたかいのう。。」
そこに、小柄な男がゆっくり歩いて来た。
チ「ウチは、チュラと申しますでやんす。
あんた、カゲマツとか言う田舎もんでやんすか？」
カ「。。。田舎もん？それは余計だっぺよ？」
チ「ほほう。自意識過剰って奴でやんすか？」
カ「そりゃあ、あんただっぺよ。
体に暗器を仕掛けとるじゃろう？
金属の臭いが、プンプンするわい。」
チ「ならば、話は早い。殺らしてもらうでやんすよ
」
カ「おぉっとぉ、アンタは、
D Dとかいう奴のしもべか？？」
チ「だったら何でやんすか？？」
カ「一応、聞いておくっぺよ。
D Dとか言う奴の、本拠地だべ？」
チ「頭がおかしいでやんすね？？
教える訳ないでやんすか？？
例え、負けたとしても、口が裂けても言えないでやんす
」
カ「戦さを挑んできたと思って良いべか？？」
チ「当たり前でやんす
消えろぉでやんす」
チュラが、巨大な網でカゲマツを捉えようとする。
カ「ベタなパターンだっぺよ。
網なんぞ、かわせるだっぺよ
」
スルーするカゲマツ。
チ「ウシシッ。ここからが、
チュラのショータイムざんす
」
あらゆる角度から毒がついたクナイを放つチュラ。
カ「あぁ、飛び道具なんぞ、スローに見えるわい
」
ダイアモンドの盾で、全て跳ね返すカゲマツ。
カ「ふん、そんな単純なクナイなんど、
効く訳がないべ？？」
鉄製の縄を、３つ投げ操るカゲマツ。
カ「うなれ、ヘビイチゴ
」
しかし、
地面から反射して、さらに反射するチュラのクナイ。
カゲマツの全身に、突き刺さる毒付きのクナイ。
カ「うわぁーーーー
ガハッ。」
倒れるカゲマツ。
チ「キキキッ。1人じゃあ足りないんだよう？
もっとくれぇ。もっと、もっとぉ？？？」
その時、チュラの真上から、２つの鉄球が落ちて来る。
カ「最後の抵抗だぁっ
潰れろ、チュラとやら」
チュラは余裕でかわす。
チ「あぁあぁ。残念。こんなダサい鉄球なんて。
全く暗器を使いきれてない。残念でやんす。もっと骨のあるかと思いきや。」
カ「。。。呼吸してるなぁ、チュラとやら。」
チ「何を言ってるでやんす？
人間は、呼吸しないと生きていられないでやんすね。それぐらいわかるやんすよね？？」
カ「何か、素敵な香りがしねぇべか？？」
チ「
海の香り？？
ブルーマリンってとこでやんすか？これが何か？？アッシの勝利の祝杯でやんすよ
」
カ「惜しいなぁ。香りはさわやかだけんど、
嗅いだら、水がある場所に吸い込まれるだ。」
チ「あぁ
何だこれは？？勝手にトイレに吸い込まれる
カゲマツとやら、毒に耐性をつけておったな？」
チュラは、男性の便器に吸い込まれてった。
カ「残念だっぺよ。同じ暗器使いが、
トイレに引きこまれた。
親友を失った気分だべ？？
毒に耐性をつけるのは、暗器使いの基本だっぺよ。その基本を怠ったな、おめぇ。
当然の報いだっぺよ。おめぇがD Dとの関係で、どれだけ高いポジションでも、
消える時は、消えるんじゃ。1人、アウトじゃな。
すまんのぅ、ベニバナさん。オラも香水が使えるんじゃなぁ。もはや無敵だべ？」
四天王のチュラが、トイレに引き込まれ、
残るは、３人となった。
。。。。。。。。D D・本拠地。。。。。
？「。。。。申し訳ございません
チュラまで失ってしまいました。
私の人選ミスです。
D D様、
焼くなり煮るなり私を好きになさってください
」
D「うーん。。君を葬った所で、
私の側近がいなくなるだけ。
君の人選は、間違っていなかった。
私でもそうしたかも知れない。
むやみに、四天王を使うなという事だろう。
まぁ。。。その配下もいなくはないな。
もう一回。
もう一回だけ、君に人権を任す。
奴らの強さは分かっただろう？？
じゃあさ。君が戦略を練らないとね。
意味、分かるよね？？」
？「は、はぁ。充分に理解しております。
では。。。。
ハオチュウでよろしいでしょうか？？」
D「ふむ。。間違ってはいない。
あちらに、トリッキーな戦闘要員はいないはず。さっそく段取りを組みたまえ。」
。。。。。ハオチュウの部屋。。。。。。
？「まぁ、そんな訳で、ハオチュウ、
君は、1人でもいいから、奴らを沈めてくれ。」
ハ「ふぅーん。。1人でもってのが気にいらねぇなぁ？たくさんいるんだろぉぉ？全員だろ？？
でないと、オイラは、出ない。」
？「そ、そりゃあ、当たり前だろう？
君が負けるとは、私は思っていない。
全員、喰ってくれ。君には無敵の酔拳があるだろう？殺ってくれよ？？」
ハ「ほいほい。じゃあ行きますわ。
あのさ、オイラが活躍したら、
階級上げてくれない？
四天王とか、レベルが低いっしょ？」
？「わ、分かった、約束する。
上級構成員に昇級して差し上げる。」
ハ「。。。はいよ。
じゃあ、行ってきますわ。」
？「なぁ、ハオチュウ？」
ハ「何さ？オイラはせっかちなんだ。」
？「 D D様は把握していないが、
あちらにも、酒で強くなるチビがいる。
気をつけてもらいたい。」
ハ「はーい。オイラを誰だと思ってんの？
酔拳の達人、ハオチュウ様だぜ？」
？「じゃあ、頼んだ。明日にでもよろしく。」
。。。。。。。。
カゲマツ以外、ビジネスホテルで爆睡して、
元気を取り戻した。
ラン「ヤブさん。これから天神で何をするんですか？」
ヤ「のう？昨夜、奴らに襲われたモノはおるかえ？」
カ「おぅ、ワシじゃ。変な暗器使いに襲われたが、何とか勝っただ。
いつ誰が来るかは、分からないっぺよ。」
ヤ「ぬぅ。。。実は、ワシも細かくは考えておらんのじゃ。ただ、天神は安全じゃから来ただけ。」
ラン「。。。分かりました。2人ずつ分かれましよう。そして、1人がメインになり、
もう1人はサポートです。必ず、D Dの配下は、
食いつきます。その代わり、実力に自信がある方のみです。いかがですか？」
ジ「俺は、賛成だぜ？俺の強運にかなう奴はいない。なぁ？サンゲン。」
サ「兄さんをサポート出来るなら、喜んで参加するよ。」
エ「だとしたら、968の兄さん、発端は俺たちだぜぇ？組むかぁ？？」
9「うむ。本来ならランマルかカゲマツと言いたい所だが、ここはエナだな。」
タ「このタカオ、クニオしかいないってよ。
仕方ない系？」
ク「おいおい、タカオ、仕方ないってなんだよ？俺は頼もしいだろ？」
ジ「ふん。お前には強運も無いだろうが。
ゴリラミみてぇに、暴れてろ。」
ク「。。。言いやがるな、ジゲン。
後々分かるさ。どちらが最強かよ？」
ひ「はぁーい、俺は断然、神。
息が合うんだよねぇ。
ごめんねぇ？ベニバナさん？？」
べ「き、気にしてねぇよ。」
レ「このレン君はね？シャオロンを守るって決めてるんだよね。
だからシャオちゃん。オッケー？？」
ヤ「じゃあ、ワシらは、必然的にランマルじゃ。頼もしいのう。」
カ「オラは。。ベニバナさんだが、オラでいっぺか？」
ベ「別に付き合うわけじゃないからな。
いいさ。」
こうして、2人１組のメンバーが出来上がった。
ランマルの提案で、それぞれが散ることになった。
近くにいるメンバーは、助け合う。
それだけがルールだった。
ひ「。。。はぁあ。こんなんで本当に敵の奴らに遭遇すんの？」
神「僕らは、撒き餌みたいなもんさ。
食いつく魚をひたすら誘惑する。
ひかりん、絶対に、離れたらダメだよ？」
ひ「わぁかってるよ。神が俺について来なよ。」
2人で、ぐるぐる天神を回る。
神「みんな、ちゃんとやってるかぁ？」
ひ「やってるでしょ。敵は日本を潰そうとしてるんだからさぁ。」
神は、トイレに行きたくなった。
神「ひかりん、僕、トイレに行きたくなった。
そこの居酒屋でトイレ借りるから、
絶対に動かないでね。本格的に危ないから。」
ひ「はいよ。居酒屋かぁ。神もトイレにいるし、グイッと行きますか？少しだけだからね。」
ひかりんは、大好きな生ビールを頼んだ。
神「なんか、お腹が痛い。。ひかりん、待っててね。」
。。。。。。。。
ひ「たまらんわぁ。やっぱりワインや酎ハイもいいけど、ビールですな。」
おつまみまで、頼み出した、ひかりん。
ひ「やっぱりさぁ、枝豆、揚げ豆腐、ダシ巻きタマゴ。くぅーっ。たまらんっす。」
？「小さい兄さん、分かってるねぇ。
飲み始めのおつまみは、それだよなぁ。」
ひ「ん？？どなたですか？」
ハ「オイラかい？
オイラの名は、ハオチュウってんだ。
兄さんとお同じくらいお酒が好きなんだ。
なんか、気が合いそうだなぁ。
乾杯だ、兄さん。」
ひ「俺は、ひかりんと言います。」
チーーン
ひかりんは、飲み友達が出来たようで、
嬉しかった。
ひ「ハオチュウさん、1番好きなお酒はなんですか？」
ハ「そりゃあよ、ビールに決まってんだろ？
酔いが早く回るんだよな。」
ひ「俺もですよ
やっぱり気が合うなぁ。。」
ハオチュウも、酔っ払ったが、
ひかりんも酔っぱらい、無敵モードへと進化した。
ハ「ふぃー。酔ったなぁ。帰らなきゃなぁ。」
ひ「自宅はここから近いんですか？」
ハ「。。。まぁ、自宅みたいなもんだが、住所は言えねぇなぁ。オイラ、悪もんに追われてるからさ。」
ひ「え？悪もん？天神って、治安良いんじゃないんですか？？」
ハ「まぁよ、全員が全員、そうじゃねぇさ。
なんかよぉ、団結党とか言う、小さな組織なんだけど、なぜか強えぇんだよなぁ。」
ひかりんは、ハオチュウを、敵だと認識した。
ひ「そうなんですねぇ。。。
団結党かぁ。。ちなみに、ハオチュウさんは、
どんな組織に所属してるんですか？」
ハ「。。。おめぇに言っても分からねぇと思うが、まぁ、
【斬首の三日月】
っつってな？
日本を良くするグループだよ。」
ひかりんは、神にラインを送った。
神「。。ん？ひかりんからか。。。
。。。敵と飲んでる？どういう状況だよ？？
援護の準備を頼む。。。
ん〜？？援護って言ったって、
何をすればいいんだ？？」
ひ「うーん。分かるような、分からないような。。」
続けて神に、ラインを送る。
神「なになに？
968さん、ジゲンさん、クニオさん、カゲマツさん、レンさん、ベニバナさん、
誰か連れて来て。
はぁ？。。。戦闘要員を呼べって事か。」
ハ「。。。オメェさぁ、さっきからオイラが話してんのに、スマホいじってんなぁ？
誰とやりとりしてんだ？？」
ひ「あぁ、すみません。
ハオチュウさんがあまりにも俺と合うんで、友達も呼ぼうと思いまして。」
ハ「。。。そっかぁ。ならいいんだけどよぉ。
ひかりんだっけ？酔拳って知ってるかい？」
ひ「あぁ、なんかテレビで観たことありますよ。酔えば酔うほど強くなるとか。」
ハ「おうよ。分かってんならいいんだけどよ。
オイラ、酔拳が使えるんだよな。
下手なマネできねぇぞ？」
ひ「。。。ん？下手なマネ？
俺はハオチュウさんと飲みたいだけですけど？」
ハ「そっかぁ。。にしても、ひかりんよぉ、
お前、ザルだなぁ。どんだけ飲んでも変わらねぇじゃねぇか？」
ひ「んん。そうですねぇ。ビールであれば、
何杯でもいけますよ？なんなら、
デキャンタでビールいきますか？」
ハ「さすがのオイラでも、酔い過ぎたら、
酔拳を使えねぇよ。焼酎に切り替えるわ。」
ひ「それにね、全く変わらない訳でも無いんですよね。
【無敵モード】
って言って、
頭の回転も、身体能力も飛躍的に上がります。
ハオチュウさんの方が、気をつけた方が良いかも。」
ハ「なになに？オイラに喧嘩売ってんのか？
自慢じゃねぇが、それなりに強えぇぞ？
あとさぁ。。
【団結党】
って言葉と、
【斬首の三日月】
って言った時に、
動揺してなかったか？？」
ひ「へ？気のせいでしょう。だって、フラっと寄った居酒屋ですよ？たまたまじゃ無いですか。」
ハ「ひかりん。。。オイラなぁ、斬首の三日月から、とある道具をもらってるんだな。
サーモグラフィーで、汗とか体温、心臓の鼓動なんかが、手に取るように分かるんだな。」
ひかりんは、ジゲンが持っていたタブレットを思い出した。
ひ「。。。なるほど。で、俺は、何に反応したんですか？」
ハ「さっき言った２つの単語だよ。
ひかりんよ。。おめぇ、団結党のメンバーだろ？」
ひ「うーん。身に覚えがないなぁ。。
団結党？新しい、政党かなんかですか？？」
ハ「とぼけるなよ、ひかりん。
タブレットの反応と、今までの言動が、
おめぇの正体を物語っている。
さっきのライン。おめぇ、仲間呼んだろ？」
ひかりんは、出来るだけ時間を稼いだが、
限界を感じた。
ひ「ふぅ。。言動？俺なんか言ったかなぁ？
カマかけですか？？
まぁ、そのなんとかグラフとか言うヤツで、
俺の体が反応したんなら、それが答えでしょう。ハオチュウさん、あなたこそ、先程聞いたように、
【斬首の三日月】
の、構成員。
。。。あなたとは、もっと違う形で会いたかった。」
ハ「。。。だな。オメェを、団結党のメンバーだと見なすぞ？ならば、殺るまで。
まぁ、最期が居酒屋で、幸せだろう？」
ひ「ふぅ。。俺は、ひ弱なイメージがあるでしょ？もちろん仲間も呼びましたが、
あなたの酔拳に匹敵する技を持っている。」
ハ「ほほう。じゃあ、見せてもらおうかな？
何拳だかしらねぇがな。」
ひ「俺が使うのは、
【福岡拳】
この地にいる事が、あなたを不利にさせる。」
ハ「。。。は？聞いたことねぇぞ、そんな拳法。酒を飲むと強くなるチビって、おめぇの事だろ？」
ひ「誰からの情報ですか？D Dとか言う、
イニシャルDをパクった、トンチンカンなヤカラですか？」
ハ「。。。オイラの事を侮辱しても良いけどなぁ、 D D様の悪口だけは、許さねぇ。。。
かかって来い
ひかりん」
店員A「お客様、困ります
他のお客様の迷惑になります」
ひ「大丈夫ですよ。すぐ終わりますから。
。。。お友達を呼ぶ必要もなかったかなぁ。」
居酒屋のホールへ移動する2人。
ハ「はっ
酔拳をなめるなよ？」
酔拳独特の構えで、ひかりんを狙う。
ひ「おぉっ、テレビで見たヤツだ。
だいたい、酔拳のパターンは、研究済みなんですよねぇ。
意表をついて、寝っ転がったりするんでしょ？
後ろを向いたり。
トリッキーな技なら、俺も負けてませんよ？
それに。
ハオチュウさん、先程の俺との楽しい会話で、
俺に情が湧きましたね？よって、本気にはなれない。ま、それは俺も同じ。」
ハ「ベラベラ喋りやがって。仲間が来るまでの時間稼ぎだろ？来いよ。ボコンボコンにしてやるよ。」
ひ「では、ひかりん、行きまーす
」
ハオチュウまで走りタックルをかますひかりん。
ハ「動きが一直線なんだよ
カウンターだ」
走ってくるひかりんの顔に目潰しを当てようとするハオチュウ。
そこでひかりんがジャンプする。
ひ「残念。上でした。」
ハオチュウの頭を掴み、飛びヒザを両ヒザで2発食らわせるひかりん。
ハオチュウのデコが、赤く腫れあがる。
ハ「っつう〜。。。なるほどね。おめぇの弱点を見つけちまった。」
ひ「はやっ。何ですか？」
ハ「確かにスピードはオイラより速えぇよ。
だけどな、一撃が軽い。ダメージが少ないんだよ。」
ひ「さすがはハオチュウさん。
まさにその通り。
あなたは俺より、攻撃力は高いでしょう。
でもね？当たらなければ意味がない。
俺は、避けて避けて、コツコツ当て続けるだけ。福岡拳の真髄を、あなたにお見せしよう。」
またもや走り込むひかりん。
ハ「上でも下でも左右でも来い
」
走るものの、急ブレーキするひかりん。
近くの客の豚骨ラーメンを投げつける。
ハ「あちぃ
おめぇ、卑怯だぞ」
客「お、俺のシメのラーメンがぁっ
」
ひ「卑怯なのは、斬首の三日月でしょ？
俺は、ラーメンを投げただけ。お客さんと厨房の方には申し訳ないけど。」
ハ「ちっくしょう、目が見えねぇ
」
ラーメンで目潰しをしたひかりんは、
ハオチュウの両手を掴む。
ひ「人間が、どれだけ体を鍛えても、
鍛えきれない場所ってどこでしょう？」
ハ「。。。？どこだ？？」
ひ「答えはここです。」
ハオチュウの両手の親指を、
内側に握りしめるひかりん。
ハ「いて、いててて
親指が折れる
それでも、くらえ
」
無防備のひかりんのお腹を前蹴りするハオュウ。
ぶっ飛ぶひかりん。
ひ「ぐふっ
さっきのビールが出そう。」
ハ「形勢逆転
もうオイラは止められねぇ」
今度はハオチュウが、ひかりんの元へ走って行く。
ひ「さすがに一撃が重いな。。
早く誰か来ないかなぁ。。。」
ガードの体制で迎えうつひかりん。
ハ「ひかりんよ、酔拳には、こんな技もあるんだぞ⁇」
口からお酒を吹き出し、ライターで火をつけるハオチュウ。口から炎を吐く。
ひ「あつっ。結局ハオチュウさんも、卑怯じゃないですか
」
ハ「目には目を、歯には歯を、だろ？」
ひ「残念ながら、もう手は残っていない
くらえ
」
またもや突進するひかりん。
ハ「？。。。あまりにも技のバリエーションが少なくないか？？」
それに合わせてアゴに手のひらでパンチを出すハオチュウ。
ひ「ぐえ
」
そのまま後ろにぶっ飛び倒れるひかりん。
動かなくなる。
ハ「あっけない。。このハオチュウ、一応斬首の三日月の四天王だからな。」
ひ「し。。。四天王。。？がはっ。
もう、ダメだ。。。」
倒れたまま会話するひかりん。口から吐血する。
ハ「冥土の土産に教えてやろうな。
俺たち四天王は、チュラを除いて、
３人残った。酔拳の俺。スリと変装のカクリュウ。俺でさえ接触がない、謎の男・キング。
ベニバナは、お前らの元へ行ってしまった。
俺たちの上には、相良親子。まだまだいるぞ？
四天王だけが構成員じゃないからな。
四天王の上には、 D D直属5人衆がいる。
ひ「はぁっ、はぁっ、はぁっ。
もう、目が見えなくなってきた。
最後の冥土の土産に、
D Dの本拠地を教えてください。もう、救急車も間に合わないでしょう。」
ハ「。。。そうだな。おめぇとは、酒を酌み交わした仲。情がないわけでも無い。
それに、中国とアメリカに、本拠地がある。
日本のアジトを教えても支障はない。
日本の本拠地。それは、
博多駅の地下だ。あの場所なら、地下鉄も新幹線も、JRもある。そして、空港も近いからな。
他の本拠地との往復に便利だ。
地下鉄よりもさらに地下。別世界さ。
今はそこに、アジトを構えている。
いつ移動するかは知らないけどな。
もういいか？居酒屋の店員さんがざわめき出した。オイラはここら辺で、おいとましようかな。
ひかりん。。。もっと骨のある男だと思ったがな。さらばだ、酒の友よ。」
。。。。。。
このまま、ひかりんは死んでしまうのか？
ー11へ続くー
ご愛読ありがとうございます
また読んでチョンマゲ(●´ω｀●)
では、ハッピーな日々を
2
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