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2018年12月03日21:43

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がんせきえんとか、のお話。

昨年秋、東京・青梅市の御岳山に紅葉を見に行ったのは、以前のこの日記に記したとおり(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1963909744&owner_id=2230648 「かりにいったお話。」)。
その節は、私の元同僚のSさんと、Sさんのご子息のY君とに、ご一緒していただいた。
ただ、あのときは天候等の関係で、御岳山ハイキングコースの奥にある岩石園(ロックガーデン)への踏破をあきらめたのだった。
そこで、今年こそは岩石園の紅葉を見物しようと思っていたところ、今年もSさんとY君がご一緒してくださるとのこと。
そこで今年も、3人で紅葉見物に出かけることになった。

11月23日(金・祝日)勤労感謝の日・新嘗祭。
思えば、Sさん父子と一緒に御岳山に出かけたのは、去年も、勤労感謝の日だった。
列車の乗り継ぎ等のスケジュールについては、去年とだいたい同じ。
歩くコースも、去年の計画と同じ。
http://www.omekanko.gr.jp/hiking/access10.htm
ただ、「ホリデー快速おくたま」号にてJR御嶽駅に着いてみると、昨秋とは大違いで、駅前のバス乗り場には長蛇の列ができていた。
昨年は小雨模様の天気だったけれど、今日はハイキング日和の晴天だからだろうか。

バスを待つその長蛇の列に加わりながら、昨秋と同様に、Sさんと、ショットグラスで乾杯(^^♪。
昨年との違いは、昨年はウィスキーだったけど、今年はウォッカだったこと。
強いアルコールが舌を焼き、喉を焼き、食道を焼き、胃の腑を焼いていくのが、相変わらず美味い(^^)。

臨時のバス便が出発するのを何回か見送り、ちょうど我々の少し前のあたりで、前のバスが満員になって発車していった。
つまり、次のバスには我々がほぼ先頭になって乗り込むことになる。
よって、バスでは座席にありつけることがほぼ確定(^^)。
もっとも、バスの乗車時間は10分程度でしかないのだけれど(^^;。

御岳登山鉄道のケーブルカーで、御岳山を一気に登る。
そして、去年は営業していなかったリフトに乗って、さらに上の富士峰園地展望台へ。
去年は、この展望台から叫んでみたらやまびこが返ってきた。
それで今年も、Sさんが叫んでみたけど、残念ながら、こだまらしきものは聞こえなかった(T_T)。

昨年同様、御岳ビジターセンターに立ち寄ってから、武蔵御嶽神社の参道になっている石段を上る。
この石段を登り切ったところに神社の本殿があるのだけど、今年は途中から脇道に入り、長尾平展望台へとつながる近道コースを行くことにした。
そして、長尾平展望台の手前から、「七代の滝」へと至る山道へ。

この山道、ハイキングコースの地図には「長い下り坂」と記されている。
そしてこの「長い下り坂」は、 150mほどの高低差を一気に下りきる、かなり急坂の山道だという。
実は当初は、もうちょっと楽なコースから行こうかとも考えていた。
(その場合、「七代の滝」を経由しないことになる)
でもまあ、私にしてもSさんにしても足腰はそれなりに丈夫なほうだと思うし、Y君は育ち盛りのローティーンだし(^^)。
多少の急坂でも、何とかなるだろう、と思って。
それで、この「長い下り坂」を踏破することにしたのだった。

Y君といろいろとおしゃべりしながら下っていったのだけど、いやぁ、結構きつかった(^^ゞ。
でも、実際、なんとかなった(^_^)v
いやはや、日頃からウォーキングとかスクワットとかをやっておいて、良かった(^^)。

「七代の滝」を見てから、こんどは鉄ハシゴ(と言うより、かなり急な鉄階段)をひたすら登る。
さらに、大木の根っこによって形成されている自然の階段?をなんとか登り切ったところにあるのが、「天狗岩」。
この岩を離れたところから見ると、天狗が上を向いた顔のように見えるとのこと。

天狗岩には、てっぺんまでよじ登るための鉄鎖がぶら下がっている。
Y君を「登ってみたら?」とあおってみたら、最初のうちは
「もう、あの下り坂と、鉄ハシゴとで、疲れちゃったから、やめときます」
とか言ってたのに、結局は頑張ってよじ登っていった。
さすが、男の子!
となると、Sさんもワタクシも、大人代表として、だらしない姿を見せるわけにはいかない(^^)。
Y君と一緒に、エッチラオッチラと、岩肌を這い上ったのだった。
岩の上に登ったところに設置してあったのが、この天狗像。
フォト

天狗岩を過ぎてしばらく行くと、ルートは川沿いになる。
アウトドア派であるSさんが、清流の淵に目をこらして、イワナが泳いでいるのを見つけて教えてくれた。
(私自身は、イワナもヤマメもアユも区別できない程度の、インドア派 (^^;)

このあたりからが、今回の目的地である「ロックガーデン(岩石園)」なのだろう。
東京都内では人気の、紅葉の名所とされている。
ただ、率直に言うと、それほど色鮮やかな紅葉、という感じではない。
紅色とか黄色とかが、目立つという感じはない。
でも、それはそれで、落ち着いた風景なのかな、という気がした。
ちなみに、これが「ロックガーデン」近辺の景色。
フォト

なお、こちらは、ケーブルカー駅から武蔵御嶽神社へと至る道から見た景色。
フォト

ロックガーデンの途中にある四阿付近で、小休止。
ここで、Sさんが持ってきてくれたパンと、私が持参したクラフトビール(ベアレンのアップルラガーとコローニア)とで、乾杯。
(もちろん、Y君はビールではなくペットボトルの紅茶(^^))
古代エジプトでは、ピラミッド建設に動員された人々にパンとビールが支給されたという説もあるらしい。
たしかに、液体のパン(びぃるのことです(^^;)が、山道を歩いて疲れた身体に染みわたっていく。
こういう場所では、リンゴビール(アップルラガー)よりは、ケルシュタイプビール(コローニア)のほうが美味いような気がした(^^)。
ビールを飲みほした後、再びSさんのバッグからショットグラスが登場して、こんどはスコッチウィスキーをいただいた。
山でいただくスコッチは、これまた、格別(^^♪。

さらに、ロックガーデンを奥へと進む。
「綾広の滝」という滝があり、武蔵御嶽神社の滝行に使われるのだそうな。
滝のそばに石碑が建っているのだけど、これ、書いてある文字の意味が分からなかった。
フォト

ロックガーデンの一番奥にも四阿があったので、そこでもひと休み。
ここからは川沿いの道を外れ、わりとなだらかで歩きやすい道を長尾平方面へと引き返す。
途中の、太い枝がほとんど直角に曲がった「天狗の腰掛杉」の前をとおりすぎて、先ほどの長尾平前、そして御嶽神社の石段参道へ。

石段を下りきったところには「御岳山商店組合」の売店商店街があり、昨年もここでお昼ご飯をいただいた。
今年もこの商店街で、かなり遅めのお昼をいただくことにして、さて、どのお店に入ろうか。
Y君のご希望は、「ご飯ものが食べたい」。
しかるに、昨年入ったお店(千本屋)で聞いてみると、米飯がもう終わってしまったとのこと。
そこで別のお店に入ることにして、店頭に「カレーライス」とあった店(寿屋)に入ってみた。
そのお店、食事を取るスペースにお客が誰もいなかったので、本当にここで食事ができるのか、ちょっと不安だったのだけど。

Y君はラーメン(ご飯ものじゃないのか!)、Sさんと私は味噌おでんと熱燗を注文。
「味噌おでん」は、おでんと言うよりは「味噌田楽」で、温かいこんにゃくと温かい清酒とが美味かった(^^)。

このあとは、千本屋にてお土産を購入(あごひも付きのバケツハットがあったので、衝動買いしてしまった(^^ゞ)。
そして、ケーブルカー・バス・電車を乗り継いで、Sさん父子の地元駅まで帰ってきた。

以前と同様に、近くのファミレスにて、晩ごはんをご一緒させていただいた。
例によってSさんはワイン、私はびぃる(^^)。
Sさんご指定の赤ワインのマグナムボトルが品切れだったのは、Sさんにはちょっと災難だった(^^;。

そんなわけで、今回も楽しい、秋の1日でした。
Y君、Sさん、楽しい1日をどうもありがとうございますm(__)m。
これに懲りず、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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