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2018年12月01日08:29

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学習の影響か?見出しを見てすぐに記事を開いた。

 ワタシは、ここ半年くらいJMOOCで学習している。つい2週間ほど前にgaccoの「東日本大震災の教訓を活かした実践的防災学へのアプローチ」の修了証をいただいたばかりである。(関連ブログエントリー:https://blog.goo.ne.jp/bigapple_goo/e/e7b71416c4a67f955529f16627c75328 )
 このニュース見出しを見たときに、東北大学での「実践的な」防災の研究が日を追うごとに進んできていることがわかり、また、講座で触れられていた研究や実証実験もまさに「実践的な」研究であり、その分野の研究の成果が現れているものだと感じた。

(転載記事の後に続く)

<毎日新聞>
■東北大:津波避難アプリを開発 スマホで情報共有
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5398136

***これより転載***

 情報通信技術(ICT)を活用した津波災害対策の共同プロジェクトを進める東北大災害科学国際研究所などは、津波発生時に適切な避難情報を共有できるスマートフォン(スマホ)用アプリを開発した。東日本大震災後は、ツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で防災情報を入手する人も増加しているため、関係者らはアプリの実用化による減災効果の拡大を期待する。【早川夏穂】
 同プロジェクトは、同研究所のほか、富士通▽東大地震研究所▽川崎市−−の4者が津波被害対策の高度化を目指し、昨年11月から産学官の協力のもと進めている。東北大災害科学国際研究所の今村文彦所長(57)=津波工学=によると、東日本大震災の際には「揺れによる道路閉塞(へいそく)などで、予定していた避難経路が使えなかった」などの証言もあり、アプリはこうした教訓を生かすために開発された。
 使用方法は、地震発生後、津波から避難する時に建物の倒壊や火災、液状化などを見つけた場合、住民自らが被害状況(通行困難地点など)を写真やコメントをつけてアプリに投稿。それらの情報は避難所までの道のりを示す地図上に反映され、適切な避難経路を把握することができる。
 開発に携わった富士通研究所人工知能研究所の大石裕介さん(40)は「主要な道路については、行政が早期に情報を流してくれることも多いが、私道などの生活道路全ての情報を把握することは難しい」と分析する。アプリは住民同士が被災状況をシェアすることで、より詳細な地域の情報を短時間で得ることができる。
 来月9日には、川崎市の臨海部の津波避難訓練でアプリを使った実証実験を行う。約70人の参加者が通行困難地点の情報を共有しながら、避難所を目指す。訓練後に避難経路を映像化し、安全な避難に向けた課題や効果を確認する。
 今後は訓練で得られた行動データなどをもとに開発を進め、2〜3年後の実用化を目指す。今村教授は「災害時のSNSの活用が叫ばれているが、まだ本当に有効なものはない。何が発生したかだけでなく、避難のために必要な情報を提供することが重要になる」と話した。

***ここまで転載***


 gaccoの同講座の主任教授がまさに、この今村教授である。同講座では、津波のメカニズムの科学的探求から始まり、避難に関する実証実験などを紹介してくださっており、この分野における東北大学の活躍は目覚ましいものがある。
 このご時世、情報はいつも持ち歩いているスマートフォンから入ってくるものが一番多いというのは紛れもない事実。携帯電話の基地局さえ稼働していれば、そして、スマートフォンが電池切れさえしていなければこういう「活きた」情報を広めるにはスマートフォンアプリというものは絶好のものであることは間違いない。ただ、基地局が地震によって倒壊し、または電源喪失してしまうとなるとどうか??キャリアが臨時の基地局を開局してくれるのにも時間がかかるだろうとも思われる(津波に間に合うかどうか??)倒壊してしまうのはもうどうしようもないにしても、「立っているのに使えない」ことだけは避けてほしいものである。良くはわからないが、基地局には十分なバックアップ電源が備えられているんだろうね。





**外部ブログにも同内容の記事を書いています。**
http://blog.goo.ne.jp/bigapple_goo
そちらには、mixi日記には書いてない
DIYや自転車、JMOOCでの学習についての内容のエントリーもございますので、
ご一読くだされば幸いです。
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