☆12月１週分（回顧）

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜東京６Ｒ＞
７　オーヴァルエース
前半も３コーナー過ぎからも押っつけ押っつけで騎手が促しての追走で、見た目は良くありませんでした。それでいて、直線外に出されてステッキを入れられるとグンと伸びて、そのまま1.4秒もの大差を付けて後続を千切ってしまいました。
走破時計の1.38.9・「良」は新馬戦としては優秀なものです。同日のカトレア賞＜500万以下＞のメイクハッピーと0.6秒差、古馬の平場戦＜500万以下＞よりも0.1秒早いものでした。
『レース前は、行って甘くなるタイプだと思っていた。』と、レース後の蛯名騎手はハイレベルのパフォーマンスを演じた馬と思えない平凡なコメントを述べましたが、『子供っぽいところを見せてハミを取らなかった。』と続けていることからも、レース慣れでパフォーマンスレベルは更に上がるでしょう。

【日曜日】
＜京都９Ｒ＞
７　ラヴズオンリーユー
新馬戦は京都千八で、1000ｍ通過タイムが64.2秒のＳペース。瞬発力勝負の流れを、上がり33.9秒で差し切りました。馬群を捌いて内目を突いてきたレース振りからも器用さが窺えます。
そして、迎えた２走目の今回は、千六への距離短縮。同じ京都でも直線の短い内回りコースに替わることと共に懸念材料でした。
事実、1000ｍ通過が58.4秒という緒戦よりも5.8秒も早い一変したペースを経験させられました。一般の馬なら対応することは出来ません。それほど大きな落差でした。
しかし、４コーナーで仕掛けられて直線で外に切り替えると、他馬とは違う脚勢で差し切り。走破時計（1.33.6）上がりタイム（33.9秒）も優秀です。
『ちょっと物が違う勝ち方。かなり走りそう。』とレース後の岩田騎手はコメントしていましたし、『おれがやれば走る血統だろう。』と矢作調教師はデビュー前から述べていました。兄リアルスティールを大成させた自信から来るコメントでしょう。
なお、レース振りからはもっと長い距離の方がベターに映ります。



☆今週の注目３頭（重賞レース）☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
（ＰＣ）→　http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
【先週の気候傾向】
先週は２場とも好天。
「寒」の気候分類が出現していたように、冬の気配を感じる気候となりました。


＜土曜日＞
☆京都☆
12Ｒ
７番メイショウオーパス
【推奨穴馬】として取り上げられていた馬。
秋の連続好走は昨年と同じパターンでした。
当時はその次走冬競馬で勝利を収めており、今年も要注意です。

☆東京☆
10Ｒ
１番メリートーン
【推奨穴馬】として取り上げられていた馬。
これで秋の東京は３年連続での連対となりました。
典型的な季節馬で、来年もこのパターンには注意が必要です。

＜日曜日＞
☆京都☆
８Ｒ
１番クリノライメイ（○）
【推奨穴馬】として取り上げられていた馬。
３勝中２勝が気候／涼と、戦前から高い気候適性を示していました。
今回の好走をフロック視せず、連続好走を警戒したいところです。

☆東京☆
11Ｒ
８番キセキ
【推奨穴馬】として取り上げられていた馬。
秋の東京３戦連続馬券圏内を達成したわけですが、人気の内訳は６・６・４番人気。
人気にならない典型的な季節馬であると同時に、次走冬競馬なら慎重な評価を下す必要があるでしょう。


【週末の気候予想】
今週から阪神・中山・中京の３場開催。
本格的な冬競馬を迎え、一段と冷え込みも厳しくなるでしょう。
週末は好天予報で、絶好の馬場での施行が予想されます。

☆先取り注目馬☆
センチュリオン（日曜日中京11Ｒ　チャンピオンズＣ登録）
気候／涼【４−１−０−０】連対率100％。
抜群の相性を誇る気候替わりでアッと驚く激走があっても不思議ではありません。


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