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2018年11月25日15:42
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読んだ方が良い】帰ってきた968Ｖ.Ｓ変態ナンパ師エナ�А�
はい、愛ミクの皆様、やっぱり素敵(*≧∀≦*)
では、参りましょう、レッツ団結党。
。。。。。。。
団結党が結成された夜、
ヤブは、みんなを、お気に入りの中華の高級レストランへと招待した。
ヤ「今夜は、何も考えるで無いぞえ。
お腹が空いとるんじゃから、お腹が破裂するまで食べるとええ。」
ひ「イエス
ビール、ビール中華屋さんにもビールくらい、あるでしょ？？」
エ「ほぅ。。しばらくあり着いてねぇ、高級料理だなぁ。くっくっ。なびいて正解だなぁ。」
9「うーん。確かに美味しいが、ランマルよ、
僕らだけで食べて良いのか？
可愛いアイツらにも食べさせたいのだがな？」
ラ「968さん、今回、死ぬ思いをして頑張ったのは、どなたですか？僕たちだけでしょう？
ならば、いただく価値はある。
明日からまた、気を引き締めれば良いまでです。」
9「そ、そうかぁ。お前が言うなら、信じるぞ。カニ。カニをたらふく持ってきてくれ
」
タ「ここは、麻婆豆腐だろ？ガッツリな。
なぁ、クニオ？」
ク「まぁね。定番中の、定番って感じ？
いんでない？食べちゃおうよ？？
もちろん、サンショは、多めでね。」
サ「兄さん、何年ぶりだろうか、中華なんてさ
僕は、天津丼命だからね。
天津丼、１つ、大盛りで
」
ジ「おいおい、はしゃぎ過ぎだろ、サンゲン。
ここはよぉ、ホイコーローと、チンジャオロースに決まってんだろ？シメがチャーハンだ
」
神「えぇ？いきなり食べる系？
まずは、スープからでしょ？
かきタマゴふんわりで、ごま油ほんのりの、
ネギスープで決まりでしょ？
そこに、トーバンジャンを、さりげなく入れるんでしょ？分かってないねぇ、みんな。
基本、中華は、赤なんです
」
ヤ「ほっほっほ。それぞれに楽しみがあるようじゃのう。
これこそまさに、才能の多様化じゃ。
それぞれに、違う感性と才能がある。
間違いなく、D Dどもに負ける訳がないわい。
そんなワシは、杏仁豆腐とゴマ団子を頂こうかな。」
それぞれが、食べたい物を食べるだけ食べた。
彼らは、自分たちの勝利を確信していた。
。。。。。
。。。D D・第2のアジト。。。。
ト「。。。なぁ、ライムよ。
あの、チンケなクズ集団を、どう攻略する？」
ラ「うーん。。パパ、僕に頼りすぎだよぉ。
いくら僕がIQ高いからって、
過信しないでよね
たまには、自分で考えたら？？」
ト「。。すまん。情けないところを見せてしまったな。
でもな、ライム。お前は、自分で思う以上に、
頭が回るんだぞ？
小さいから、まだ自覚してないだろうが、
お前は、断血党でもピカイチの裏の参謀だったんだぞ？
。。。あ、そうか。
もう、断血党ではなかったな。
あの党は、D Dが見切ってしまったからな。
これからは、
日本名が、
【斬首の三日月】
海外名は、
【ブラック・レイン】
だったな。」
ラ「う〜ん。。なんだかセンスのかけらも感じないや。
どちらかにまとめれば良いのに。
まぁ、断血党とは規模があまりにも違うけどね。海外と繋がってるからね。
でもD Dは、
よく僕らを引き抜いてくれたよね。」
ト「あぁ。俺らを下っ端のタカオ、クニオ、
例の三兄弟どもと一緒にしてくれないで欲しいよな。
アイツら、俺たちの事知らないくらいの下っ端だぜ？
なんで残されたんだろうな。
ヤブさん、ついてくると思ったんだけどなぁ。」
ラ「パパが整形したから、
同じキッズコーナーにいても、気づかれなかったね。
僕だけは、ヤブさんには顔が割れてないしね。」
ト「だな。しかしな、ライム。
ジゲンとやらの、強運だけには気をつけろ。
侮れん程の強運を持ってやがる。
俺がすり替えていた爆弾のボタンの、黄色を見抜きやがったからな。
サンゲンとやらの爆弾を、少しいじらせてもらったんだがな。
本当は、元々の停止ボタンは赤だったんだ。
周りの助言を振り切って、上手く切り抜けやがった。」
ラ「じゃあさ、最初に殺るのは、ジゲンって奴じゃない？
強運ヤローがいなくなれば、前の爆弾レベルの追い込みで、全員消せるんじゃない？」
ト「そこだ、ライムよ。
最初は、元・断血党の奴らだけだったんだ。
でもそこに、余計なガキどもや訳のからんヤカラどもが加わってしまったから、
やりづらくなってしまった。
奴らも侮れない。
信じられないチームワークで、元・断血党の奴らを引っかき回したんだよ。
D Dが、奴らを生かしておいた事が、裏目に出てしまったんだ。
ライム、お前と知恵比べが出来るガキも、混ざっている。油断だけは、するなよ。」
ラ「はぁーい。一応、頭にだけは入れておくさ。楽しみだなぁ。
パパ、これからは、多分別行動だね。
もう、親子の2人組ってバレちゃった。」
ト「でもな、ライム。俺は整形している。
まるで別人だ。なかなかのイケメンだろう？
そしてお前は、誰にも顔が割れていない。
一部の元断血党の構成員にもな。」
ラ「その通りだよ、パパ。」
ト「お前の武器は、子供だということ。
意表をついた行動が自由自在に出来るんだ。
大人が入れない場所にも入れる。
迷子のふりをして一人一人誘い出して殺す事さえも出来るんだ。」
ラ「そうだね。でも、足元救われないように気を引き締めておくよ。
最後に笑うのは、
【斬首の三日月】
だよね、パパ。」
ト「当たり前だろう。
ただしな、俺たちが知らない構成員もたくさんいるんだ。
ヤブさんを裏切った構成員も、まだ把握出来ていない。
だからな、俺が信頼している構成員は、
全員引き抜く。」
ラ「それは、何人くらいいるの？」
ト「まぁ、ざっと5人だな。」
ラ「少なっ。もっと大人数だと思ってたよ。
5人て。」
ト「それがな、ライム。その5人、
1人で10人分の仕事をしやがる。
50人いるようなもんだろう？」
ラ「ふぅーん。そんな単純計算で上手くいくもんかなぁ。。とりあえず、
その5人の特徴を教えてよ。」
ト「まずは、
【ハオチュウ】
酔拳の達人だ。酔えば酔うほど強くなる。」
ラ「まぁ、戦闘要員って訳か。」
ト「次に、
【カクリュウ】
変装とスリの名人だ。以外に手柄を取ってくる、したたかなヤツだよ。」
ラ「まぁ、ゲリラ的な錯乱要員だね。」
ト「まだまだいるぞ。
【ベニバナ】
小規模の中では、紅一点の女性の構成員だ。
ハニートラップや、様々な幻惑の香水を使い分けることができる。」
ラ「ヘェ〜。女の人もいるんだね。
会ってみたいもんだよ。女を武器にできるね。」
ト「次にな、
【チュラ】
ヤブさんところにも似たような奴がいるが、
暗器をからだ中に隠している。」
ラ「この人も、戦闘要員だね。」
ト「まぁな。そして最後が、
【キング】
だ。
こいつは、俺もあまり接触したことがないから、どんな奴かは分からない。
以上、俺の精鋭達だ。五天王さ。」
ラ「え？普通、四天王でしょ。
何、五天王って。
僕なら1人で20人くらいの仕事はするけどね。」
ト「お前は頭は回るが、格闘が出来ないだろう？格闘では、奴らに勝てるわけがない。」
ラ「そこは頭をひねって勝つんじゃないか。
戦わずして勝つんだよ。だから僕には、ガタイもパワーもいらないのさ。」
。。。。。。。。
？「D D様。団結党とやらが動き出したようです。まさか、ヤブが反旗をひるがえすとは。」
D「私が、あえて下っ端のザコどもを残した意味がわかるかね？」
？「。。。いえ、私には分かりません。。」
D「どの組織でも、構造は同じピラミット型なのだよ。日本での頂点は、私だ。
私から下の構成員を、引っかき回したかったのだ。上下関係なくな。
そこで生き残ったものだけを、
【斬首の三日月】
に、
好待遇で招待しようというのが、私の構想だ。」
？「なるほど。。。」
D「
【断血党】
で、
出来ることは全て行った。
さらなる規模がいるのだよ。」
？「そのための海外構想ですか？」
D「海を渡って、日本の治安を崩壊させる同志が続々と集まっている。
時は来た。
【団結党】
？
小規模のクズの集団ではないかね。
しかし、その中に必ず逸材が潜んでいる。
ヤブよ。ここまでたどり着くが良い。
さぁ、何人、元断血党の構成員が、彼につくかな？楽しみだ。」
。。。。。。
団結党のそれぞれのメンバーは、
中華を堪能し、
幸せに浸っていた。
そんな中、ランマルだけが、
キャナルシティ博多界隈に、もう一度顔を出した。
ひ「ランマルさん、どこに行くんですか？
トイレ？？」
ラン「いや、キャナルシティ界隈にちょっと気になる事があって。。
皆さんは、くつろいでいてくださいね。」
。。。。。。
ランマルは、もう一度キッズコーナーへ立ち寄った。
ラン「うん。。相良トキヒコ。。。
やはり、あの相良の息子も元断血党の構成員だ。
少し隙を見せたのか、挑戦状なのか。
あの息子が遊んでいたのは、
ルービックキューブ。
そしてそのルービックキューブをかなりの短時間で完成させている。
そしてこの輪っかを棒に投げる玩具。
かなり遠くにいたはずなのに、全て入れている。距離感までしっかりしている。
一般の人子供には出来ない神業だ。」
。。。。。。
ラン「ただいま。」
ジ「おう、遅かったな。もうデザート行っちまったぞ？いるか？」
ラン「いいえ、僕は結構。眠くなってしまうので。」
ジ「なんでい、つれないヤツだなぁ。
まぁ、いいけどよ。
で、何か分かったのか？」
ラン「はい。でもここでは口外出来ません。
あの場所で話します。」
神「あの場所？」
ランマルは、ナプキンにその場所を書いた。
ヤ「なるほどのう。どこで監視されとるか分からんからな。」
とりあえず今日までは、あの場所でざこ寝じゃ。全員入るかのう？
。。。。。。。
？「しかし、まさか構成員に子供が紛れている事は、気づかないでしょう。。相良ライム。
父親も整形済みです。」
D「いくら相手がザコ集団でも、足元をすくわれる事がある。気を引き締めねばだな。
ライオンは、ネズミを捉える時にも全力で襲いかかるのだよ。
相良ライムは、もう気づかれていると考えた方が良いな。」
？「そ、そんな馬鹿な
相良親子は、
ヤブの騒動の途中に、すでに姿を消したとの報告がありました。」
D「君には、想像力というものが欠けているのかもしれないな。
あの一連の事件。
確かにジゲンとやらの強運で事はおさまった。
しかし、その途中に事件をコントロールしていたのは、おそらく団結党の参謀的存在だ。
見事に、大胆さと繊細さを兼ね備えている。
あの相良ライムでも、手こずる事になるだろう。」
？「そ、そんな馬鹿な。。。」
D「そして、途中から現れた、小さい青年ども2人。こ奴らも手を抜けない。
奇抜な思考回路で、周りを引っかき回す。」
D「そして格闘技が出来る、大柄の男。
フラフラして偵察などを行う、色黒の猫背の男。こ奴らは、イレギュラー。そう、
【招かれざる客】
だ。」
？「こいつらのせいで、事が複雑になったのですよね？」
D「その通り。まぁ、ヤブとは思想の違いを感じていたから、いつか、こんな日が来るとは思っていたよ。」
？「私は、全く気付きませんでした。。」
【斬首の三日月】
の本当のトップは私では無い。
まだまだ巨大なバックが、多数構えている。」
？「え？それも存じ上げませんでした。。
D D様がトップでは無いのですか？
だから、
【日本でのトップ】
という発言だっのか。。。
もう、私でも分からない事だらけだ。。。」
D「しっかりしてくれよ、君。
君は一応、私の側近だ。
他の方々に恥じぬよう、情報収集に抜かりがないようにするのだよ。」
？「はい。気を引き締めて参ります。」
D「それはそうと、情報収集のプロ、
【カクリュウ】
からの連絡はあったかね？」
？「そこは抜かりなく、あの手この手で変装して、奴らにベタ付きしております。
相良ライムよりも、奴の変装にかかれば、
確実にバレる事は無いでしょう。」
。。。。。。
ラン「しかし、この場所ももう危ないですね。
D Dとやらが把握してないわけがない。」
ヤ「そうじゃのう。中洲へ移動するぞい。」
エ「中洲ってぇと、福岡の夜の街でないかい。
それに、隠れる場所なんてあるのかよぉ？？」
ヤ「おう。行けばわかるわい。もうワシらの会話は、全て筒抜けと考えて良いようじゃな。」
？「お兄さんがた、お安くしますよ？
寄って行きませんか？可愛いコが揃っておりますよ。ふふふっ。」
ラン「いいえ、明日、福岡を出るんです。
中洲に知り合いがいましてね。
下見も兼ねて、荷物を取りに参りました。
申し訳ございません。失礼します。」
ランマルの機転を利かしたハッタリだった。
ラン「これからは、皆さんノートとペンを持参して、筆談に切り替えましょう。
少々、面倒ですが、それしかありません。」
サ「あれっ？」
ジ「筆談だったな。どうした、サンゲンよ？」
サ「僕の、ドラキュリア・デス・アンテナが無い
どこかに置き忘れたのかなぁ。。
機械を製造する工具まで、無い
」
ひ「小型の機械ですからね。落としても気づかないかもしれませんね。」
神「とはいえ、あの機械を落とすかなぁ。
音で気付きますよ。」
ヤ「スリじゃ。」
9「スリ？そんな素振りは全く見当たらなかったじゃないか。」
ヤ「ワシは一応、幹部じゃ。
その時に、 D Dに聞いた事がある。
構成員に、スリと変装の名人がおるとな。」
エ「。。。するってぇと、さっきの客引きの兄ちゃんかい？？」
ラン「その可能性が高いですね。
もうこの場から姿を消しています。
もう別人になってるでしょうね。
唯一判別できるとしたら、身長だけですね。」
ジ「さっきの客引きは、なかなかの大柄だったぜ。俺と同じくらいか？」
ヤ「よし。そやつは姿を消しておる。
もしかしたら、
まだこの周辺にいるかもしれぬが、
ワシの信頼しておるスナックのママがおる。中洲ならではじゃのう。
とりあえずそこを目指そう。
そやつも直接は、手を出してこんじゃろ。」
。。。。。。
ヤ「ここじゃ。
【スナック・スリームーン】
じゃ。」
ジ「おい。。。じいさんよ。
俺の直感だがよ、
ここは、さっきの変装野郎がいる気がするぜ。
あとな、店内は別人が仕切っている気がする。」
ラン「おや？入り口に張り紙が。。。
【筆談などでも、お前らは話せる事は出来ない。ー斬首の三日月ー】
神「ざんしゅのみかづき？
一体何のことでしょう？？」
ラン「スナック・スリームーン。
日本語に訳せば三日月。
このスナックは、もう入るのは危険です。
おそらく、
【斬首の三日月】
は、
D Dの新たなる組織です。
これは、挑戦状です。
筆談の事まで把握しているという事は、
先程の、客引きの仕業です。
僕達には、本拠地がない状態です。」
ヤ「何てこったい。。もう、ブルーシートにも戻る事は出来ない。
く。。。あやつを呼ぶしかないか。」
9「あやつ？一体誰なんですか？？」
ヤ「ワシが信頼しとる元断血党の、なんでも屋じゃ。
もう、どうせ何もかもが筒抜けなんじゃから、
奴を呼ぶ。誰か、携帯電話を持っておらんか？」
ジ「おいおい、今の時代、スマホを持ってるのが常識ってヤツだぜ。ほらよ。
俺のでいいなら、使いな。」
ヤ「おう、助かるのう。番号は覚えておるでな。。。。。よし、と。」
ブルルッ
ブルルッ
？「はいよ、その声はヤブさんだろ？
どうしたんだい？俺に連絡するって事は、
追い詰められてんだろ？？」
ヤ「そうなんじゃ。シャオロン。
今、中洲におる。
宿が無いんじゃ。大人数じゃが、
なんとかならんかのう？」
シャ「俺はよう、あんたにつく事に決めてんだよ。俺の立場を知ってるだろ？
なんでも屋って事をな。
単純なんだけどよ、会話をする時に、
相手の耳元でかなりの小声で最小限の言葉を使えば良いんだよ。
そこまでは、奴らも聞き取れない。」
ヤ「なるほどな。やるじゃないか、シャオロン。」
シ「あのよう、俺がワゴン車で中洲に行くからよ、天神まで移動するぜ。
ポリ公も今はいねぇからさ、車のナンバーは、外していくな？」
ヤ「いやぁ、やっぱりお主は助かるわい。
お主が着くまで、変装したヤカラを探してみるぞえ。じゃあ、よろしくな。」
ひ「あのぉ、どなたですか？
車のナンバーをはずす？？
破天荒な方ですね。」
ヤ「はっはっは。ワシらを誰だと思うとるんじゃ。元テロリストやぞ？アウトローって奴じゃ。」
神「あ、すっかり忘れてた。でも今は正義の心なんですよね？」
ヤ「おう、そうじゃ。団結党じゃぞ？
打倒 D Dじゃ。」
ラン「では、中洲を徘徊しますか？
変装の名人なら、探せないとは思いますが。。
しかし、打開策がないわけでは無い。」
ヤ「ランマルよ、また何か思いついたな。」
ラン「直接、お耳に小声で伝えますね。
オトリです。最高のお宝を、持ち歩きます。
そして、別人になった変装の達人の人物に、
スラせます。」
ヤ「しかし、どうやって最高のお宝って奴を手に入れるんじゃ？」
ラン「そのための、シャオロンさんでしょう。」
ヤ「どういう事じゃ？？」
ラン「工具を新たに持ってきてもらい、
サンゲンさんに新兵器らしきフェイクを作っていただきます。
その変装の達人に、追尾型のフェイクを仕掛けるのです。必ず彼は、スリます。
D Dに関わるフェイクを作るのですから。」
ヤ「相変わらず、大胆なのか、繊細なのか、分からぬ坊やじゃのう。
しかし、今はそれしか無いか。
しかし、シャオロンに、どう伝えればいいのやら。。。」
ラン「ラインですよ。さすがにラインのやりとりは、監視出来ない。」
ヤ「しかし、筆談を見抜いた奴らじゃぞ？
そう簡単にラインでやりとり出来るかのう？」
ラン「暗号ですよ。あ＝い、などと、
その文字の次の文字でやり取りをするのです。
確実に暗号ならば、解読不可能です。」
ヤ「なんと
お主、どこまで頭が回るんじゃ？
改めて、敵じゃなくて良かったわい。」
ラン「だから、シャオロンさんが到着するまで、中洲で逃げ回るフリをするのです。
そして、
【スナック・スリームーン】
に、
シャオロンさんに、工具を置いてもらいます。」
ヤ「なぬ？1番危険な場所だぞえ？？
気が狂ったのかえ、ランマルよ。」
ラン「逆ですね。おそらくもう、
【スナック・スリームーン】
に、敵方はいない。
筆談を見抜く、したたかな彼らです。
スナックのママも、監禁、または軟禁状態。
任務を遂行出来た彼らは、もう次のミッションに取りかかっている。
よって、スリームーンは、もぬけのカラ。
信じられないならば、ジゲンさんの直感に問うといいでしょう。」
ヤ「ぬぬぬ。どこまでも大胆で繊細な男よのう、ランマル。。。鉄のハートじゃな。」
ラン「シャオロンさんには、手配をお願いします。サンゲンさんには、フェイクの件を。
先ほど作った暗号は、僕が皆さんに伝えます。至急、お願いいたします。
僕らは、スリームーンから出来るだけ遠い場所で徘徊します。
僕の簡易連絡用のガラケーです。お使いください。では、よろしくお願いします。
ちなみに、通話信号が漏れないように、
チェンジ・ブロックをしていますから、安心してください。」
もう、凡人には分からない事で、ランマルは打って出た。
ヤ「完全にランマルがワシらをコントロールしておる。恐ろしい男よのう。」
ヤブは、シャオロンに教えた暗号で事情を説明し、工具の件を伝えた。
ヤブは、暗号自体がD Dにバレてないかヒヤヒヤしていた。
シ「ランマル。。。なんてガキだ。まぁ、仲間だから良かったものの。頼もしいヤツだな。
分かったよ。工具を手配するわ。」
作戦通り、ヤブ一行は、中洲を徘徊した。
張り切るキャッチ。ホストにホステス。光るネオン。怪しいホテル。群がるオッサン。
キャナルシティとは全くの別世界だった。
ひ「うわぁ。俺初めてですよ、中洲。
福岡にこんな場所があったとは。」
神「本当だよね。僕も初めて。派手な街だなぁ。」
9「なんだ、この衝撃的な繁華街は。
僕には、無縁の場所だな。」
エ「くっくっく。兄さんがた、俺はよく足を運ぶぜぇ？闇金さんにお世話になってるからなぁ。」
ヤ「とにかく、逃げ回るフリじゃ。
怯えた顔で、早足じゃな。」
キ「そこの男前さん方、安くしとくよ。
うちは美女だらけだからね。
色々溜まってるでしょ？どう？」
ヤブは、構えた。またさっきの奴かと思ったのだ。
ラン「先ほどの男と身長があまりにも違う。
別人ですよ。」
ランマルの発言には、なぜか安心感がある。
ジ「俺の強運と、ランマルの頭脳。
そして、サンゲンの機械、968の柔道。
俺ら、最強じゃねぇか？」
ひ「俺も入れてくださいよ。何も武器はないけど。」
実は、いつのまにかヤブの一行は、
それなりの人数に膨れ上がっていた。
それが裏目に出た。
中洲でも、それなりに目立つのだ。
今度は、キャバ嬢が声を掛けてきた。
キ「お兄さん達、そんな大人数で何してるの？うちのお店に来ない？
今日は私の誕生日パーティだから、かなりの低価格なのよ。」
またもやランマルがひらめく。
ラン「ヤブさん、ここは逆に店内にいた方が安全かもしれませんね。あえて行きませんか？」
ヤ「確かにそうじゃな。入るかのう。」
その時、全員、ランマルの意見を飲んだ。
それが、裏目に出る事になる。。。
ー�┐愨海�ー
ご愛読ありがとうございます
またよろしくお願いします
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