僕も新製品の開発をやってた頃は、そんなに深く考えずに普通に残業100時間をこなしてました。
午後5時半に定時が終わって、そこから午後10時まで残業して帰宅する毎日。
午後10時に仕事が終わるのは、それ以降も会社にいると怒られるから、と言う理由。
納期が近づくと、製品が下請け工場で組み上がるので、午後10時になったら下請け工場に移動して朝5時半くらいまで仕事、もちろん、会社には内緒。
午後10時以降は会社にいなかったんで残業手当ては付かない。
それでも当時は僕がプログラムを仕上げないと待ってる客に製品を届けられないので、特に深く考えずに仕事してました。
で、今になって思うのは、おそろしいな、と言うこと。
過労死のニュースなんか見てると、朝になったらベッドの中で亡くなっていた、と言う例が少なからずある訳で、おそらく本人は死ぬなんて思ってなかったと思うから。
残業100時間やっても自分は大丈夫、残業100時間やっても意外と大丈夫、そんなことを思っていたら、二度と目覚めないかも知れないってこと。
別に自覚症状もなかったんで大丈夫だったんだと思うけど、ただ単に感覚が麻痺していただけだったのかも知れない。
さいわい僕は今では閑職に身を置いているので、残業やってもやらなくても何にも言われないけど、あのまま設計やってたら今も感覚が麻痺したままだんだろうか。
それとも?
仕事でやんなきゃなんねえことはやんなきゃなんねえだろうが、と言う意見もあるとは思うけど、僕は「仕事より命を大事にしませんか?」と言いたい訳で。
■実録!残業100時間超の世界「2日に1回眠る方が建設的と思っていた」「そこまで大変じゃない。麻痺する」
(キャリコネ - 11月23日 13:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5388814
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