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2018年11月19日22:34

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【11/15明け方】マックホルツ・藤川・岩本彗星

 11月上旬に3人のアマチュア天体捜索家、D.マックホルツさん、藤川繁久さん、岩本雅之さんにより新彗星が発見され、マックホルツ・藤川・岩本彗星と命名されました。久しぶりの日本人の名前がついた彗星、天の川が見えるレベルの空が暗い場所へ遠征したかったけど叶わず、それでも久しぶりの日本人の名前がついた彗星を写したく、晴天に恵まれた15日明け方に近場で撮影しました。

マックホルツ・藤川・岩本彗星 from 都内 Comet Machholz-Fujikawa-Iwamoto (C/2018 V1)
フォト

2018年11月15日04時45分、15秒露光×112(総露出28分)、トミーテックBORG 100ED(f=490mm,F4.9, 自作レデューサー使用)、キヤノンEOS Kiss X6i改造機 (ISO3200,JPEG) 、LPS-D1+LPS-V4フィルター使用(2枚重ね)、GPガイドパック赤道儀、東京都足立区にて

※1800万画素のうち、500万画素相当の範囲をトリミング。

 東の低空でしたが、彗星の位置がおとめ座のポリマの近くで導入は楽に行えました。明るさは8等台という感じで、元画像では7月にバーストを起こして明るく捉えられたパンスターズ彗星よりは弱い写りでした。それでも、15秒露光で100枚以上撮影した元画像をコンポジットして強調処理すると、しっかり集光した青緑色をした彗星頭部のガスの輝きがはっきりと出てきました。

 この彗星は12月上旬に太陽から0.38AUの近日点を通過するため、今後は太陽に向かって接近する動きとなり、明け方の東の空で次第に高度を下げていきます。11月下旬が満月期に当たってしまうこともあり、十分な条件で観測できるのは11月22日あたりまでになりそうです。

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