大気汚染

史上最悪と言われているカリフォルニアの未曽有の山火事（北と南で起きています。）のため、現場からはずいぶん離れているここサンノゼも大気汚染が激しく、公立学校は閉校になっているところが多いです。


アメリカでは、ほとんど見かけることのなかったマスク姿の人も珍しくなくなりました。

今日土曜日の補習校も今週は閉校だそうです。先週、代行に入った時には、外遊びは禁止で休憩時間はマルチパーパスルームを順番に使って体を動かしたり、教室での遊びになっていましたが、この汚染、改善するどころかますます厳しくなっています。

実は、夕べのコーラスのコンサートも直前に、指揮者より「無理してこなくてもいいから体調不良の人は家で休んでいて、、、」というメールが回ってきました。でも、ホール内は家の中より空調はいいようですので、ほとんどの人が参加していましたし、お客の入りが悪かったということもなさそうでした。ただ、大学の授業はキャンセルになっているのだと思います。

今も外の空はどんより、木の緑は、ほこりを被ったような色に見えます。気持ちまでどんよりしてきそうですが、実際に家を失ったり、亡くなったりの被害に遭われている方々のことを考えるとも文句を言ってもおれません。

Diablo Windと呼ばれる春と秋に吹く暑くて乾いた強い風のため被害が発生、拡大したと考えられています。昨年は、ワインで有名なナパでの火事が日本でも大きなニュースになったと思いますが、それを大きく上回る今年の山火事、、、。一日もはやい鎮火を祈るばかりです。