東京メトロ千代田線で半世紀近くにわたり通勤通学の足として活躍を続けてきた営団6000系車両。ここ数年、新型の16000系への置き換えで徐々に数を減らし、今年には6102と6130の2編成を残すのみとなっていましたが、ついに引退の時を迎えました。
去る10月5日をもって通常運行を終了。その後、11月11日まで土日限定で綾瀬―霞ヶ関間で1往復のみの特別運転が行われたので、物心ついた頃から慣れ親しんだ車両の最後の姿を写真におさめました。
まずは、比較的後期の編成である6130Fの最終運行から。
新御茶ノ水駅に進入する、営団6000系6130F。前面の左右非対称の姿は、その後の地下鉄車両の標準デザインとして定着しました。
特別運転では、先頭車両に専用のベッドマークが掲げられました。
非常用貫通扉のマーク。かつての帝都高速度交通営団時代のものが復活。当時から乗り続けてきた人にとっては懐かしい仕様です。
2018年11月10日、千代田線新御茶ノ水駅にて撮影。
初期の編成である6102Fを撮影した写真は、次回の日記にアップします。
(次回の日記に続く)
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