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2018年11月15日09:55

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逆転無罪

刺青を入れてみたいなぁと思うけれど、もうトシだからな…。

それに、彫り師さんを探すのがタイヘンそう…。
今、ネットで調べられますけどね。
なにしろ消えないんだから、ステキなステキな絵でなくては。

刺青には2種類あって、日本で昔からやってるヤツ、それと外国でやっている針が電動で動くヤツ、つまりタトゥーですね。いいトコ取りで両方っていうのもあるらしいけど。
どっちが好きかって言われると、なんとなく外国モノのが好きなんだよなぁ。
外国の方が小さいやつとかデザインがいい感じで、大きいのは日本のってトコかな。

最近タトゥーで、マンガのありますよね、エヴァとかジブリ系とか。
初めはヘンだと思ったけれど、考えてみればあれもアリだと思うようになりました。
だって、一番流行っていた時、何を画材として選んだかっていうと、ポスターとして普通の家にあった浮世絵でしょう。
今は浮世絵がマンガのキャラクターになっただけですもん。

狸母が小さい頃、下町に住んでいたので、木を扱うオジサンで全裸の人もいたそうです。もちろん彫り物してるけど。
ちなみに、チ○チ○の先端にくるっとワラが巻いてあって、それはどうやら間にゴミが入らないためらしいです。

で、80年ぐらい前までは、フツーの仕事してる人も入れていたわけで――って、フツーの仕事…。キケンな仕事って意味ですね、個体識別が必要だったお仕事。DNA鑑定なんて、まだないですから。
それと、服を脱ぐ機会のある仕事の人。全裸は恥ずかしかったんですね。彫り物してるならOKという認識でした。

この習慣は江戸時代に始まり、あまりに流行ったので禁止令が出たけど、ほとんど効果はなく継承され続け、禁止されてたお侍さんまで入れる人もいました。
明治になってから、お国の方が外国人を気にして厳しく取り締まりをするようになり、世界的に日本の彫り物は評価が高いのにもかかわらず、一般の人にとっては徐々にヤなモノに変わっていったんです。

すなわち、警察(=お国)の持って行きたい方向に持って行かれちゃったってことです。
彫り物は、ヤ○○の人がするモノじゃなくて、ヤ○○の人“も”するモノだったのに。

今、医師の免許がないと彫り師になれないって話が出てます。
この裁判が昨日、大阪高裁で彫り師の方が勝ちました。

医師の免許取って彫り師やろうって人、いないですよねえ、ムツカシイのに。
「昔はねえ、彫り師っていうのがいたんだよ」って世界になっちゃうのか!?
こんな日本じゃやっていけないと考え、外国に行く人もいるって聞きます。
でも、たぶん外国での方がよかったりするんぢゃないかな。

私が思うに、医師免許はちょっとやりすぎ。
だけど、他人の身体に傷をつけるのだから、基礎的な消毒なんかの知識は必要でしょう。
これは彫り師ではなく、まつげの美容ですが、その辺がイイカゲンな人もいるって話です。
だとすれば、鍼師みたいにある程度の免許はあった方が、お客とすれば安心できるのかなぁ。

今は警察のせいで少なくなってしまったけど、彫り物は日本の大事な文化です。
彫り物=ヤ○○ということでその文化を消そうとしているのは、ぜんぜん違うんだよって言いたい!
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