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2018年11月14日22:33

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「ゆにばーす」と言う漫才師について

「ゆにばーす」というお笑いコンビがいる。
最近僕が注目しているお笑いコンビだ。
川瀬名人さんとはらさんからなる男女お笑いコンビである。
2017年M-1ファイナリストであり、最近でははらさんの「詐欺自撮り」や「詐欺メイク写真」が有名になっている。
ネタも勿論秀逸であり、特定の人物を挑発するようなネタやシビアな時事ネタなど、ある意味挑戦的なネタが多いのも特徴である。
今年のM-1にも勿論出場しており、現在準々決勝まで進出。
15日の準決に出場予定である。
かなり高い実力を備えていると言える。

しかしこのコンビ、実はM-1で優勝した場合、「解散する予定」なのである。
川瀬さんが優勝した年度末に引退する為である。
川瀬さんは優勝した後の事に関して「いずれ人気は下降する」として全く意に止めておらず、優勝賞金も全部相方のはらさんに譲渡するとのことである。
そもそも川瀬さんがM-1を目指すようになったのは、学生時代特に何にも打ち込まず、平凡な生活を送っていた最中、甲子園で熱い戦いを繰り広げた高校球児を観て、自分も学生時代できなかった「何かを成し遂げる事をやりたい」と思ったからである。
つまり川瀬さんは「芸人として大成する為にM−1に優勝する」のではなく「M−1に優勝する為に芸人になった」という方が(説明を聞く限りでは)正しい人なのである。
しかし、それが故かM-1に対する意識は半端ではなく「7時から11時までネタ作り」「50回は相方とネタを合わせる」「芸の向上の為に闇営業にも積極的に参加する」とかなりストイックである。
また、かなり芸人としてプライドも高いようで、ゴッドタンという番組の特集で名前が広がったが「ネタも観ず、その時だけ擦り寄ってくる人達にうんざりする」と言って、声をかけられた際も他人の空似を装ってそそくさと去って行ってしまうほどである。
また、ツイッター上で喧嘩をふっかけてきたり、不用意に応援メッセージを送ってきた人もブロックしたりするなど、かなりデリケートな人のようだ。
ただお笑い目指している人から、切実にお笑いを目指してネタを作っているという理由でネタの台本を渡された際、真摯に対応しネタ作りに協力するなど決して悪い人ではないのだろうが。
因みに芸人を引退した際は世界遺産めぐりをした後、漫画家になる予定だそう。
はらさんもその意向を受け入れており「芸人として食えなくなったらアシスタントとして雇ってほしい」と頼み込んでいる。

世間には職業選択の自由があり、川瀬さんがそういう意向を示している以上、止める事はできないのは分かる。
だがこれだけ秀逸なネタを書ける人が芸人の世界から去っていくのは悲しい。
僕もネタを拝見しているが、はらさんの容姿を痛烈に弄ったり、一部の人に喧嘩を売るような内容が含まれていたり、結構デンジャラスな要素を沢山含んでいるが、それでも観るだけで楽しいのである。
もしも思いとどまる余地があるなら、是非M-1優勝後も芸人として活躍してほしいと思ったりする。
カラテカの矢部さんだって漫画で賞を取っているが芸人は続行している。
もっとゆにばーすのネタを観続けて行きたいとそう思うのである。

ちなみに川瀬さんははらさんのツイッターアカウントをブロックしているらしい。
う〜ん…変わった人だ……。

あせあせあせあせ
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