mixiユーザー(id:39339823)

2018年11月11日22:59

152 view

内田光子のシューベルトを聴いて

 内田光子といえば、日本人ピアニストの最高峰という評価でしょうが、なぜか一度も生で聴いたことがありませんでした。西宮芸文に来るというので、行ってみました。(11/2)大ホールですが、補助椅子が出るほどの盛況。最後のピアノソナタ含むオールシューベルトプロ。内田光子のシューベルトはモーツァルトと並び、定評あるみたいですね。でも正直昨年アンサンブルホールムラタで聴いたラーンキの最後のソナタの方が心に沁みました。
 これまで内田光子を聴いてこなかったのは人気ピアニストであるがゆえに、大ホールのコンサートになるからというのが、自然と避けてきた理由と自分では思ってます。室内楽、ピアノ独奏、独唱は小規模なホールで聴くのが醍醐味だと思います。そもそもこいうジャンルの曲は2千人規模の会場のために書かれたものではないのでは。この日のコンサートもこじんまりしたホールで聴けばまた印象が違ったのかなあと思いつつ、会場を後にしました。
 このコンサート東京ではサントリーホールであり、皇后様が聴きに来られたらしいですね。個人的にも交流があるとのこと。内田光子は外交官の娘らしいですが、らしいたたずまいは感じました。アンコール曲が1分たらずだったのはなぜ?聴衆に媚びないのも特徴なのかな?
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する