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2018年11月11日17:37

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GODZILLA 星を喰う者・ANEMONE・ボヘミアンラプソディ観てきたよ

■GODZILLA 星を喰う者
3作の中で映像的には一番美しかった(ギドラがすんごい綺麗)んですが、話としては一番ショボかったんじゃないかと思います。ギドラの弱点(あるいは攻略法)がものすごーくありふれたギミックで、さらに『なぜそうなのか』『どういう理屈で成立しているのか』というSF的考察がまるで無くて、人間ドラマの添え物になってしまっているんですね。もちろん制作陣としてはそのドラマをこそ描きたかったんでしょうし、それは最後の最後の展開でも明らかだったんですが……ということは、別にゴジラである必要はみじんも無かったわけで。結局人間種族の対立・葛藤・思想を描くことが目的となってしまった以上、ゴジラそのもはまったく主人公でも克服すべき強敵でもなく、怪獣映画でさえないってことになっちゃうんですよねえ。どうした虚淵。こんなもんなのか? 自分的にはがっかりです。

■ANEMONE 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション
TV版や映画版や続編のAO(未見ですが)、さらにハイエボ1との繋がりはまださっぱり分からないんですが(でもおそらく繋がりがあるんであろう、とは感じられる)、とはいえ新生アネモネの話として楽しめました。TV版や映画版とは別人ですが、好感の持てる主人公でした。父親が今際の際に観ていた物が何だったのか、それが明かされるシーンは泣いてしまいますよねえ……。3部作の最後、次回予告はありませんでしたが期待したいと思います。(1の最後についてたのは全くの嘘予告でした!)

■ボヘミアンラプソディ
Queenの始まりから終わりまでを描いた映画です。もちろん主人公はフレディ・マーキュリー。演者がそっくりで、ステージのシーンは本人なんじゃないかってくらいあのトリッキーな動きを再現してくれてます。すげえな! Queenそのものはファンとまでは言えないけどいくつかのアルバムをつまみ食いで買ってるくらいでしかなくて、その歴史はまったく知らなかったのですが。面白かったです。当然フレディがゲイだってことは知ってたんですが、奥さんがいたとは知らなんだ。まあ全編にわたってQueenの楽曲が鳴っているので、それだけでウキウキしてしまう映画です。制作陣の誰かが好きだったのか、映画のイントロでかかっていたSomebody To Loveが、後半でもう一回かかったのが印象的でした。We Will Rock YouやWe are the Championsのライブシーンは震えますよ! Queenがちょっとでも好きな人は、ぜひ劇場で!


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