心理カウンセリングと脳

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BPSの記事はオープンです。僕にとって、薬を使わないほどでなくても、医療的に診断された鬱や不安症が「完治」するとは言わない。なぜなら、治ったと思っても、またなるかもしれないから。
　
　これは脅しではなく、例えばガン、痴呆症、そして風邪には誰でもかかる可能性がある。心の病も同じ。かかるかもしれないし、かからないかもしれない。かかってから大切なのは、現在の鬱がなぜ起きているかの要因をできるだけ理解した上で、症状を軽減させて、悪化しないようにするにはどうすればいいかを理解することが大切。

　風邪やインフルエンザには、ある年に完治しても、数年後にはかかるかもしれない。それと同じだと思っている。心の症状で大切なのは、要因を理解する、どうすれば再発しないか、悪化しないかの方法を学び、それを常に実行する。