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2018年11月08日12:20

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熊野純彦訳『精神現象学』刊行から

筑摩書房のサイトにある�爐海譴�ら出る本�瓩鯒舛い討い燭蕁△舛�ま学芸文庫から12月10日に、熊野純彦さん翻訳でヘーゲルの『精神現象学』が上下2巻本で刊行されることを知って、�爐海譴惑磴辰討�かない�瓩隼廚辰拭�

学生時代、わたしは訓覇曄雄先生のゼミナールに属して、ゼミではカントの『純粋理性批判』を、そして西洋哲学講読という授業でヘーゲルの『精神の現象学』を原書で読んでいた。

わたしは、短期大学部仏教科から文学部哲学科西洋哲学分野専攻の三回生に編入学したので、哲学科として一回生、二回生で受けておかねばならない授業も受けなければならず、かなりハードな時間割をこなしていたことを覚えている。朝は一講目から夕方五講目まで毎日みっちり授業が詰まっていた。

ある日、訓覇曄雄先生に「ヘーゲルを読んでいてどう思うか」と聞かれて、「ヘーゲルのドイツ語は読みやすく理解しやすい文章ではあるが、どこか�狄祐屬箸靴討緑�慢さ�瓩魎兇犬襦�それに比べてカントは�狄祐屬箸靴討慮�虚さ�瓩魎兇犬襪�、カントのドイツ語は文章が長く読みにくく理解もしにくい」と答えたことがある。

河出書房から刊行されていた「世界の大思想」シリーズの樫山欽四郎訳『ヘーゲルの精神現象学』と岩波書店のヘーゲル全集金子武蔵訳『精神の現象学』とを買って何とかヘーゲルの『精神現象学』を読んだことを覚えている。ちなみにねこたけぞうやく金子武蔵訳『精神の現象学』は上下二巻で一万円以上もして当時の学生だったわたしには�犢皺舛頁磴な�をしてしまった�瓩箸いΠ媼韻任い辰僂い砲覆辰討い拭�

金子武蔵さんは、義父に西田幾多郎を持つ哲学者でヤスパースの哲学をベースにした『倫理学概論』も書かれていた。その『倫理学概論』は大学院を受験するときにざっと読んだ記憶がある。しかし金子武蔵訳の『精神の現象学』は、翻訳としては、樫山欽四郎訳『ヘーゲルの精神現象学』に�猯瑤辰討い伸瓩茲Δ忙廚┐拭�というのも、�爐修讚甅爐△讚瓩箸いΥ愀源譴�多く、それらが具体的に何を指しているのかが分からないことが多かったのを覚えている。

熊野純彦さんは、レヴィナス研究の本を読んで以来、なるべくこの熊野純彦の著作、翻訳本には注目をしていて、岩波文庫のハイデッガーの『存在と時間』(全四巻)は買っている。またカントの『判断力批判』の翻訳本とその解説書である『カント美と倫理とのはざまで』(講談社)は買って読んでみたいと思っている。

武内義範師は、ヘーゲルの弁証法を使って親鸞の�犹梓眦焼��瓩力斥�性を明らかにした。そのような意味からもヘーゲルの『精神現象学』は持っておきたい一切なのである。
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