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2018年10月30日21:40

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母国で猛烈な批判を受けたのなら仕方ないが、この人のために65代が協会を離れたことを考えるなら……。

■貴ノ岩、日馬富士への賠償請求撤回「母国でバッシング」
(朝日新聞デジタル - 10月30日 12:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5353922
先の九月場所で帰り入幕で10番を挙げ、来月開催される大相撲十一月場所で東前頭六枚目に番付を戻した貴ノ岩(貴乃花部屋→千賀ノ浦部屋)が、昨年の秋巡業中に暴行を受けた相手である第70代横綱日馬富士(引退)を相手取って、今月4日に東京地裁に総額2,413万円の損害賠償を求めて提訴していた訴訟を取り下げた、ですか。「裁判を起こしてから、母国モンゴルでは私に対する想像を超える強烈なバッシングが始まり、私の家族もモンゴルで非常につらい目に遭った」とのことで、家族から裁判をやめて欲しいと懇願された」とその理由を述べているようですが、母国で非難の矢面に立たされてその影響が家族にも及んだと言うことであれば、訴訟を取り下げるのも致し方ないのではないかと思いますね。
貴ノ岩が日馬富士に対して起こしていた訴訟では、「休場やそれによる十両陥落を余儀なくされた」ことをめぐって総額2,413万円の損害賠償を求めており、その内訳として治療費435万円、十両に陥落した間の幕内との差額給与148万円、本来得られたであろう懸賞金900万円、慰謝料500万円などとされていましたが、その額に対しては提訴が報じられた当時、高過ぎではなどと批判が少なからずあり、訴訟行為には理解があったとしても、また、日馬富士への批判が改めて高まったとしても、必ずしも支持されているわけではなかったようにも思えました。
貴ノ岩の暴行傷害事件をめぐって、師匠(当時)の第65代横綱貴乃花親方(当時)はこの弟子に起きた「理不尽な事態」に対する協会の対応を不服として内閣府に告発状を提出したものの、十両(当時)貴公俊による付き人への暴行事件を機にその責任を取って取り下げた経緯がありますが、「外部弁護士」からの書面により「協会役員から内容が事実無根と認めるよう求められた」ことを理由に今月1日付で協会を退職(65代自身は「引退」と表現)した経緯があり、現役の力士が傷害事件をめぐって損害賠償を求める異例のこの訴訟についても、師匠であった65代と協会との“代理戦争”の様相もあるとされた一方、(十両(当時)貴公俊による付き人への暴行事件を機にその責任を取ったとして一度は矛を収めていたが)「貴ノ岩を守る」と言う大義名分のもとで“後押し”していた節もあったと推察できました。
貴ノ岩は提訴の取り下げについて「治療費をはじめ一切の費用を自分で負担することにした。これからは相撲道に邁進し、相撲で活躍して、私の家族にモンゴルで平穏な生活をさせたいと思う」とコメントしたそうですが、自身のために協会を退職までした(元の)師匠たる65代の面目を潰してしまい兼ねないだけに、貴ノ岩にとっても本意ではないところで“やむにやまれぬ決断”を余儀なくされたのかも知れません。
新生千賀ノ浦部屋で初心に戻って十一月場所に臨む貴ノ岩ですが、東小結で十一月場所を迎える貴景勝などと同様、様々な雑音に打ち勝っての健闘を期待したいと思います。
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