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2018年10月30日20:01

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星組台湾公演「Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀/Amazing Killer Rouge星秀☆煌紅」

10月27日(土)19:30開演(現地時間)の公演を台北・國家戲劇院の2階S席(ネット予約)で観た。
國家戲劇院は日本でいうと国立劇場に相当する劇場。中国の宮殿のような造りで、天井が高く、ロビーには灯篭を模したシャンデリアがきらめき、足元にはふかふかの絨毯。劇場自体がまず素晴らしかった。

梅田芸術劇場、日本青年館での公演を経て、10月20日からはついに台湾での公演を行っている今回の公演。基本的には日本国内での上演時と変わらないのだが、芝居の冒頭で登場する傀儡師達のセリフが中国語になっていた(あとは普通に日本語で芝居をしていたけど)のと、日本語のセリフに対応した中国語訳が両袖部分に赤い電光文字で字幕表示されていたのが大きな違い。字幕を観ると日本語では同じ言葉で言っていてもニュアンスが違っていれば違う言葉で訳されていたりして、何となく参考になった。

ショーの方は怪盗と刑事の場面で紅さんの妻役の紫月音寧さんのセリフが中国語となり、紅さんが「言ってること分かんなーい」と返すしていたのと、紅子台湾に行くの場面が4択クイズを出題して拍手で回答させてみたり、「ニーハオ」と言わせてみたりと観客とのやり取りをする場面としてかなり長くなっていたのが日本国内との違い。ちなみに國家戲劇院では客席下りをするようなしつらえにはなっておらず、オケピットを設置したりする部分に設けていた3か所のお立ち台、上手、下手の花道部分や舞台と花道の境目部分にラインアップした時が物理的には一番客席と近い位置になっていたかと思われる(2階席から観ると、出演者が張り出し部分に来た時に近くに座っている客の反応ぶりがうかがえて面白かった)。
個人的に一番いいなと思ったのは紅さんがソロで「望春風」を歌う場面の終わり近く、次の場面のために大階段を下りてくる男役達が曲に合わせてポーズをとりながら下りてくるのをバックに歌っていた所。台湾を代表する劇場で台湾を代表する感じのナンバーにのってこれぞ宝塚という感じの男役群舞が観られたのが感動的だった。

それにしても、ショーの方は大劇場公演から都合7回、4月、5月、6月、7月、9月初め、9月下旬、10月といい具合に間隔を置いて観たことになる。大劇場、東京、梅田&青年館、台湾と少しずつ内容は変わっているものの、当然ながら同じ人が歌うナンバーを7回聴いた場面もあるわけで、マッチ売りの有沙瞳さんの歌とかガウチョ姿で礼真琴さんが歌った所とかが特に記憶に残った。

開演前や幕間には物販コーナーやロビーの展示をチェックした。
TCA PRESSの11月号にも出ているけれど、台湾公演の会場限定販売グッズを直に見て何点か購入した(さすがに全アイテムではない)。ちなみに公演プログラム(350TWD)は、外貨両替して買った向きには日本で公演プログラム(1,000円)を買うよりも高くついているかも。
ロビーには「Thunderbolt Fantasy」の人形が展示されていて、大阪や東京同様、写真を撮る人だかりができていた。あと、地元の後援者?ファン?が花や風船飾り(大小さまざまな色や形状の風船で紅ゆずるさんを模した結構大きなもの)を差し入れたのが展示されていた。
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