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2018年10月30日17:34

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「ある国」

          「ある国」
コンピューターが現れ、世の中便利になって何処の会社や個人でもコンピューターを使う様になって、これからどうなるか?と思う人も多くなっていた。
そしてスマホなるポケットコンピューターが出てきて、若い人には、コンピューターを使えないと言う人も現れて、仕事でも格差が生まれて来た。
そしてAI、コンピューターに仕事を奪われる、そんな馬鹿な事が、と言っている間に、凄いスピードっでAIが浸透して来た。
電話を掛けて問い合わせをしようと思うとコンピューターの声で案内される。
なんだかんだと格闘して、やっと人間と話が出来る。
買い物も生体認証で買い物が出来て便利には、なった。
まず簡単な仕事がロボットに奪われた。
お店でタブレットやスマホで注文するとロボットが運んでくる。
作業ロボットが、侵略を始めた。
荷物の仕分けもコンベアロボットがする。
物流さえも自動運搬にとって変わった。
スマホで注文すると自動倉庫から出された物が仕分けコンベアで仕分けされて搬出ロボットから自動運搬トラックへ、そして配送ロボットで各家庭の宅配ボックまでになり、人間が関わる事がなくなった。
命の電話でさえAIが、答えて死ぬな、死ぬなと、さも人間の様に受け答えをする。
人間は、どんどん追いやられて失業者が増え続けた。
個人資産が、どんどん減ってゆく。
考える仕事なら大丈夫かと安心していたら、A+B=ABの様に答えを出せるのは、コンピューターの得意とする所。
生き残れるのは、A+B=Cと言う事を考える仕事とコンピューターに出来ない仕事とロボットには出来ない建築等の作業になった。
あとは、ロボットに出来ないサービス業と介護など働く場が少なくなった。
人々は、生活保護になだれ込み、政府が、遂にベーシック・インカムなるバラマキをする決断をした。
最低限の生活保障。
人々は、ほっと胸をなでおろした。
遊んで暮らせると喜ぶ人もいたが、遊ぶにもお金が掛かる。
そして働く人と、そうでない人との格差が広がった。
段々と目が、うつろな人が多くなって、目標を持てない人が溢れている。
政府は、消費税増税では、間に合わなく破綻しそうになり資金を集める為に企業に多くの税金を掛ける様になった。
すると企業が、どんどん海外へと拠点を移して税収が思う様に集まらない自体になった。
そこで政府は、企業の税金を軽くして、政府みずから国営企業を多く立ち上げるが、思う様に業績は上がらない。
借金大国が、更に膨らんだ。
今や貧困国家としてカツカツで動いている。
移民を志す人まで現れて人口まで変化して来た。

これはフィクションです。
END
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