漂流した漁師にしか見えない

安田さん解放 自己責任論再燃
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5347779

おにぎりを片手に感動的な家族との再会の１シーンを公開してたけど、どう見たって漂流した漁師にしか見えないよ。
家族にしてみれば殺されずに帰ってきたから本当に良かったけど、帰国したらしたで「国際的な迷惑者の家族」と言うレッテルを貼られた苦難が待ち構えてるだろうけど。

「真実を伝えるのがジャーナリズム」だの威勢を張って、鼻息荒げて危険地域に入ったのはいいけど、誘拐されて命乞いしてりゃ世話ないよ。
真実を伝えるワリには「私は韓国人のウマルです」なんて国籍や名前まで詐称してんだから、全くジャーナリズムが聞いて呆れるって。

ジャーナリズムなんてもともと下品なものだったんだけど、それがいつの間にか「言論の自由」だの「真実」だの偉そうになってしまった。
昔は極道と記者には嫁に出すなって言われたくらいのヤクザな商売だったんだから。

誰にでも人権があって、何でも平等に分け与えているって風潮が今の世の中を作ってしまったトコがあるよね。
「チャレンジ精神さえあれば誰にでも可能だ」なんて言葉を鵜呑みにした奴が身の程知らずに勘違いして自分の分と不相応な事をやろうとするからワケわかんなくなるんだ。

自ら紛争地域に入って行くって事は、敵対するヤクザの組事務所に土足で上がり込むのと同じで、簀巻きにされて川に流されるくらいの覚悟が必要なんだよ。
「平和憲法」だの「人権」だの言ったって何の役にも立ちゃしないんだから。

戦争であれ、病気であれ、戦いの場というのは、所詮一人で戦わなきゃいけないんだって。
責任は本人が負うべきなんだよ。