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2018年10月17日19:21

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『ようこそ!こち劇場へ』第28回

『ようこそ!こち劇場へ』第28回
道楽亭Ryu'sBar
予約2000円

行ってきましたー

前日のツイッターで17時半から整理券配布と書いていたので
17時半に行ったら既に整理券6番。まーそんなもんですね。

近くのヴェローチェでピーナッツバターサンド。美味しかった♪
気づくと外は雨。傘を指している人多数。
困ったな、と思っていたら、出る頃には小雨に。
会場であるバー。18時半過ぎに順に入場です。

一番後ろ席端っこに着席。
スツール席。
前後左右にすっごい狭い間隔なので荷物やコートがあるとかなり辛いですね。

座るときに後ろ見るとカーテンの向こうに着替えや冊子が。
おっとここが楽屋か。
無造作に置かれた2つの冊子には小痴楽さんの名前と噺の題名入。
ほほお、それやんのか、久しぶり、うれしいー

そんなわけで満員御礼。19時5分に始まりました。

「浮世根問」
茶色の羽織、白っぽい長着に細い縞、ベージュに赤茶ぽい線の帯、
後ろから見ると帯の少し下に帯留のようなものがゆるく締められている。
サイドを刈り込んだかなり短めのパーマ頭。
市馬師匠に「来年昇進か。言えよ」と言われ、
末廣亭のパンフレットに来年昇進って誤報が掲載されていることが判明した話や、
昨日お客さんから受けたおかしな質問や、旅の話など、
たくさんの近況エピソードからの、何をやろうかと考えて、
小遊三、扇遊両師匠から聞いた談志エピソードから噺へ。
500円と5000円を入れ違ったり、
問いの答えわからなくなったりする、いわゆるミスも、
回収して笑いに持ってけるのは強みだし、好きだなあ。
「嫁」「奥さん」「かかあ」の説明に
「じゃあ川崎さんちはかかかかかか」など時事ネタも放り込んでいいじゃないですか。
進化してました。
30分

「花色木綿」
久しぶりにやると振ってから。
前半特に丁寧に感じました。
親分と新米泥のやり取りの「これがまた大笑い」がおもしろかった!
今までこのセリフおもしろくなかったんですが、
リズムなのか間なのかわかりませんが、笑えた。
お金のない家主の、泥棒に入られてしめた、と思う様、
しゃべりのべらんめえ感も小痴楽さんにぴったり。
気持ちよい口調だなー。
その後の、裏がなんでも「花色木綿」って答えるところ、
続けば続くほど笑える。
お札の裏が花色木綿ってなんだよーわははっておもしろさ。
時代にそぐわない小物も出てくるのにおもしろかった!
25分

仲入り

「宿屋の仇討ち」
紺色の羽織に玉虫っぽい紫のような茶のような長着。鶯色の半襟。
さらっと噺へ入ったような。
江戸っ子3人のわちゃわちゃと乱暴さが小痴楽さんにぴったり。
いはちが若そうだったり、ちょっと年老いてそうだったり、
時々異なるのが少し気になる。
せわくろうのいはち呼びがなんつっても楽しいし、
3人のはしゃぎっぷりがまた対比ですごくいい。
「ばばあの三味」を呼ぶところと、対面しての「すげえのきた」ってのもおもしろい。
大きなホールとかで聞くのもいいけど、
今回のぎゅうぎゅう40名くらいのバーで見ると
まるで同じ宿屋にいるようで、臨場感あって楽しかった。
45分

おもしろかった!
久しぶりに稽古をする時間があったので少しさらった、と言っていたけど
投げやりにならず、最後まで楽しげでした。
お客は、男性10人強、残り女性くらいのいい塩梅で、笑いも多かったです。

本人的に落語では真打になったとき人気師匠に並べないので
今はそのほかの部分を伸ばしたいのでしょうけども
(ラジオもネットもレギュラーあるし、テレビもたまにある)
私は高座がいちばん好きなので、がんばってほしいなあ。

そんなわけで、あたりの会! 大いに笑って楽しい時間でした。
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