アニメ時評４３２

「火ノ丸相撲」

原作：川田。週刊少年ジャンプ。シリーズ構成：宇田鋼乃介。キャラクターデザイン：田中紀衣。メインアクション作監：楡木哲郎。制作：GONZO／NAS。総監督：宇田鋼之介。監督：山本靖貴。相撲もの。
絵は明るめ。背景は軽い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さ目。動きはとてもいい。相撲の所作や手足の運びはしっかり作画されていた。
内容は、大相撲の横綱を目指す高校生男子の話。主人公男子は口調が古風。
有力な力士には国宝の日本刀の名称が贈られる。相撲の場面では、稽古場でもいきなり背景が国技館に変わる。
本格的な相撲と部活ものらしい無茶苦茶なノリが同居している。本格に寄せていくのか。

5話まで。


「やがて君になる」

原作：中谷鳰。月刊コミック電撃大王。シリーズ構成：花田十輝。キャラクターデザイン：合田浩章。監督：加藤誠。制作：TROYCA。学園もの。
絵は明るい。背景は濃い。深度は深い。壁や柱の古ぼけた感じがよく描かれている。一部CG。
キャラの頭身は高め。目は、男子は小さ目、女子はとても大きい。動きはいい。
内容は、高校の生徒会の活動に集まった女子たちの話。生徒会長の女子は男子女子問はずに告白されるが、すべてお断りしている。
新入生の女子が生徒会長に憧れるという流れらしい。ユリもの、とも断定できないな。

5話まで。


「おこしやす、ちとせちゃん」

原作：夏目靫子。講談社。BELOVE。キャラクターデザイン：三田潤。制作：ギャザリング。制作協力：レスプリ。監督／シリーズ構成：矢立きょう。5分アニメ。ペンギンもの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。ちぎり絵見たい。キャラの頭身は低め。目は小さ目。動きはいい。
内容は、京都に住んでいるコウテイペンギンのヒナのちとせちゃんの話。京都の人にはすっかりお馴染み、らしい。そんだけ。

見送り。