アニメ時評４３０

「異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜」

企画：サンライズ。原作：蝉川夏哉。宝島社。「異世界居酒屋「のぶ」」。キャラクターデザイン原案：転。シリーズ構成吉田伸。キャラクターデザイン：いとうまりこ。サブキャラクターデザイン：むらせまいこ。制作：サンライズ。監督：小野勝巳。ファンタジーグルメもの。
絵は明るめ。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は大き目。動きはいい。
内容は、日本の居酒屋の玄関が、なぜか中世ヨーロッパ風異世界につながっている話。
異世界のキャラたちはドイツ語を使用いる。
異世界のキャラたちの口から日本の居酒屋メニューの美味しさを表現させる。表現方法が「ミスター味っ子」だ。
グルメもので、変化球だな。

3話まで。


「ソラとウミのアイダ」

原作：広井王子。原作キャラクターデザイン：植田和幸。アニメーションキャラクターデザイン：山本周平。メカデザイン：いしはらいくろう。シリーズ構成：山田隆司。制作：トムス・エンタテインメント／だぶるいーぐる。濁川敦。宇宙で漁業する話。SF。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さ目。動きはいい。
内容は、地球の海から魚が消え、代わりに宇宙に生け簀を作ってそこで漁業する話。
舞台は尾道。尾道からロケットを打ち上げる。もともと造船が盛んなところだから、ありか。
主人公女子は、訓練なしでいきなり衛星軌道まで打ち上げられる。
宇宙生け簀は球形で表面も液体のまま。何らかの方法で、熱量の受け入れと放出のバランスをとっているらしい。
それでも、真空という絶対的乾燥からどうやって水の蒸発を防いでいるのかはわからない。
宇宙の魚は無重力のもとで特大に成長している。それでも１０メートルはデカすぎ。
外骨格のカニが巨大化するのも理解できる。しかし、何を餌にしているのだろう。
いろいろ突っ込みどころ満載。

5話まで。


「RErideD―刻越えのデリダ」

原作：anticiockwise。キャラクター原案：安倍吉俊。シリーズ構成：古怒田健志。副監督：祝浩司。アニメキャラクターデザイン：渡辺浩二。世界観考証：コレサワシゲユキ。制作：GEEKTOYS。監督：佐藤卓哉。未来SF。タイムリープもの。
絵は明るい。背景は軽い。深度は浅い。キャラの頭身は高い。目は切れ長。動きはいい。
内容は、未来の社会で、完全自律型のオートマタにインフラの大部分を依存する世界で、そのオートマタに致命的なバグを発見した科学者たちの話。
オートマタの軍事転用を狙うものによって殺されそうになる。そこで、謎の装置によってタイムリープした、らしい。
1話だけでは、よくわからない。

5話まで。