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2018年10月12日00:11

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自分のために作った利己的なモノ

バンクシーの騒動で値上がりするかも?→自分の「風船と少女」を切り刻んだオーナー、「価値はタダ同然」と切り捨てられる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5327313

このバンクシー騒動を見て思ったのが、やれ「バンクシー」や「アンディ・ウォーホル」の作品だなんて言ったって、そんなモノはアフリカのマサイ族の集落に持っていけば何の意味もなくなるんだ。
そんなアートなんて他の人から「いい作品を持ってますね」って言われて初めて価値が出るもので、マサイ族にしてみればそんなアートよか牛一頭持ってる方のが価値があるんだから。
結局、先進国のモノの価値なんて実用的とか二の次で、他人の評価など外部からの付加価値によって左右される社会なんだ。

人間は定住して「蓄える」ってコトを覚えてから、「余暇」ってのが生まれ、その余暇を利用して絵や音楽を楽しむ「芸術」が生まれたワケで、飢えの心配がなくなると、何もコンセプトない作品に勝手な付加価値を付けんだよね。

作る側からしてみれば、そんな愚かな凡人を見てたら「からかってやろう」って思うだろうよ。

芸術家の作品は「自分のために作った利己的なモノ」なんであって、お客のために作品を作るのは「職人」であって芸術家じゃないもの。
テメェの作品をオークションの場で破壊した、このバンクシーなんて本当の芸術家なのかもしれないって思ったりもするよ。


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