新潟シティマラソンは今年も散々な結果になりました。
もう年齢には勝てないのでしょうか…。
5時間もかかって完走、というのは個人的にはあまりにも納得いかない
のであります。
ひとえに練習不足…ということなんでしょうか…。
そんな折ですが、評判良いけど観てなかったシリーズ。
勝手に命名していますが、今回は「ラブ・アクチュアリー」。
ラブコメ、なんでしょうが、実に多彩な顔ぶれが芸達者な演技を魅せる
作品に仕上がっています。
ヒュー・グラントはなんともとぼけた味を出しているし、リーアム・
ニーソンはいつものバイオレンスなパパではなく妻と死別したばかり
で1児をもつ寡夫。
アラン・リックマンとエマ・トンプソンは熟年期ともいえる夫婦の生活
に浮気という嵐を注入された妻の悲哀。
コリン・ファースは言語の壁を越えてクリスマスにプロポーズする作家
を魅力たっぷりに演じています。
その他、往年のロックスターをビル・ナイがいい味で演じきっています
し、ところどころでスパイスのように現れるローワン・アトキンソンが
とても楽しい。
ちょっと下品な設定のポルノ映画制作中のADなのかなんなのかわから
ないけど、ホビットの主役の男性が出ていてビックリ。
アラン・リックマンとエマ・トンプソンのエピソードだけ少しシビアで
ホロリとさせられました。
家族に涙を見せずにベッドルームで一人泣くエマの姿のバックで、ジョニ
・ミッチェルの曲がかかるシーンです。
その他はじんわりと暖かいエピソードばかり。
劇中使用している曲も素晴らしい選曲。
2003年英米
☆☆☆
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