かつて共産主義国は市場経済のシステムが全く機能していなかった。
鉛筆を1本買っても12本買っても
単価は同じだった。
完全に売り手市場で、売る側が一方的に価格を決めていた。
だから品質は非常に悪かった。
競争原理が働かないからである。
日本の公立学校はかつての共産主義のシステムに近い。
完全に売り手市場なのだ。
客である生徒は勝手に集まって来る。
学校から集客する理由はない。
競争原理も働かない。
優等な教師も劣等な教師も同じ給与で差はない。
生徒が話を聞かなければ注意するだけで、
「もっと授業を面白くしよう」などとは考えないのである。
共産主義国の品質が劣等であったことと全く同じだ。
一般企業は競争力を持たなければ淘汰される運命にある。
だから進歩するのである。
教師が進歩しないのには理由があるのだ。
売り手市場だから、生徒の評価は完全に主観で決める。
小学校のテストなど誰でも100点取れるような問題しか出されない。
テストの結果が同じなら、主観によって差を出さなければならない。
通知表はつまり教師の主観を提示するものでしかないのだ。
一個人の主観に振り回されて、
右往左往しても、何もいいことはない。
重要なのは指導学習要領が機能するのは高校卒業までで、
その後は評価の仕方は180度変わる。
長い人生の中の12年間のために、自己犠牲することの意味を考えなければならない。
「ダメな人」と決めつける前にできること
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5312828
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