…「BAD 25th Anniversary」/MICHAEL JACKSON
今年のはじめくらいに、マイケル・ジャクソンの名盤「BAD」の25周年記念デラックスを買いました。
なんと、新古品で700円!!
アマゾンを見ると輸入盤だと3000円くらいで売っているから、それほど高いものではないんだけど、700円はやっぱりお値打ちでしたね。
内容なんですがCD3枚、DVD1枚というボリューム。
盛りだくさんですね〜。
CD1は「BAD」のデジタルリマスター。
こちらの音、かなり良いんじゃないかと思います。
注目はCD2。
冒頭からの8曲は、「BAD」発売当時の未発表曲。
すべてマイケルの作詞・作曲なんだけど、これが素晴らしい!!
どれもこれも抜群の躍動感がある、ソウル!!
この人のバックボーンがソウル、R&Bということを再認識させられる、凄くカッコいい曲が詰め込まれていて、どれも完成度が高い!!
極上のPOPアルバムともいえる「BAD」には合わないかもしれないけど、この未発表曲であと1枚、アルバムを出しても良かったんじゃないの?とも思えます。
他はリミックスバージョンが収録されているんだけど、注目は“Bad”のヒップホップバージョン。
マイケルは90年代以降、ソウルが基本のポップス路線から、機械的ビートが支配的なヒップホップ路線に舵を切るんだけど、その傾向はすでにこの頃からあったんでしょうね。
しかも、これがカッコいい。
この人、そのセンスはさすがです。
さて、CD3。
こちらは当時のチャールズ皇太子やダイアナ妃が観たことでも有名な、1988年のロンドン・ウェンブリースタジアムでのLIVEの模様を収めた実況録音盤。
バンドの躍動感あふれるグルーヴや、後半のちょっと疲れてくるマイケルのボーカルでもわかるように、カラオケやクチパクではない、本物のLIVEだということを生々しく伝える内容で、だからこそこの時のLIVEの凄まじいまでの完成度の高さが証明されています。
そしてDVDは、そのウェンブリースタジアムのLIVEが収められているんだけど、映像でみるとどうしてもマイケルのダンス、振る舞いに目を奪われてしまいます。
この人の並大抵ならぬエンターテイメント性が凝縮させられていて、観ごたえは勿論十分。
音を楽しむ余裕なんてないから、だからこそCDとの抱き合わせは大正解かなと思います。
こうやってこの「BAD」の25周年記念盤を聴いてみると、当時のマイケルの凄さを感じます。
これ以上のエンターテイナーって、そう出るもんじゃないですよね。
映像はウェンブリースタジアムのハイライトのひとつ。
本当に、カッコいいなぁ。
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