今は共に暮らしてはいないが、かつて子どもと暮らしていた時期がありました、
その子供、元の暮らしではゲーム機の無い生活で、
同居し、共に暮らすようになるこちらの家はゲーム機が完備されてる家でした、
PS3、PSP、DS、Xbox360、Wii、当時の最新ハードに加えて、
PS1,2、サターン、ドリームキャスト、スーファミ、N64まで、
往年のゲーム機も揃えている家に子供が来る事になったので、
私としては没頭されるのを防ぐのに、
ゲーム機を全て梱包しなおして、封印して暮らしを始めたのですが、
当時、年齢は5歳、
手の掛けられない時に、母親がゲーム機とソフトを見つけ、
梱包し封印したものを、ご丁寧に開封して手渡してしまいました、
その結果としては、非常に静かになりましたよ、ええ、それはもう、
本当に風呂にも食事にもやってこずに、
5歳児にさほど面白くもないと思うゴルフゲームに没頭していました、
こういった事例はあまたあるようで、
ゲームなどの遊びに対して嫌悪感や距離感を持つ親は多いと思います、
実際私自身もその方向性でした、
今、それから12年月日が経ちましたが、
降り返ってみると遊びこそ、伝えたい事を効率よく伝えられる題材だったと思うのです、
前ふりが長くなりましたが、遊びを題材にする例として書いてみようと思います、
まず最初に前提条件があります、
ゲームで遊び始めたところの子供には適用し難い点と、
3歳、6歳、9歳くらいで遊びのステップアップを体験した年齢でなければ、
伝えたい事が伝わりにくい事があります、
まずゲーム内で強さと言った表現があるRPGなどが便利なのですが、
ドラクエやポケモンなどを遊んでいればよいでしょう、
あの手のゲームで強くする、もしくはゲームをクリアするには、
効率の追求と情報の収集が不可欠です、
学校をサボって一日中ゲームをしていても、
効率を追求し情報を収集する遊び方をする子供に、
単純なプレイ時間で優劣が決まらない事を実感させましょう、
それをゲームと言う遊びで実体験させる事で、
勉強やクラブの練習などで、効率よく進める、
情報を収集すると言う習慣とその優位性を学んでもらえます、
これは広い意味では生涯の資産になる学びになります、
儲け話や宗教の勧誘などに対して、
行動に移す前に情報を収集する習慣を持てば、
相当な被害を回避する事ができ、大きな知の資産になります、
次にトレーディングカードについてですが、
以後トレカと略しますが、
この遊びは社会での評価と自身の評価を客観視する切っ掛けに出来ます、
トレカで遊び始める前に語っても意味をなさず、
ある程度遊んで対戦し、勝ちも負けも体験した上での話ですが、
私自身はトレカで遊んだ事がないので大戦もカードの知識ともにど素人です、
そのど素人の私を使って教材にしましょう、
実際対話した流れは以下のようになります、
そのトレカには各地で行われている大会の他に、
全国大会で日本一が決められ、
世界大会も行われているようで、そこでは世界一が決められる舞台があります、
私:世界大会で優勝した人物が優勝したデッキ(対戦用カードパック)を使って、
おまえ(子供)と対戦したら勝てると思う?お前は自分の最強デッキで対戦、
子:無理だと思う、勝てない、
私:じゃあ世界大会優勝者が最強のデッキではなくて、市販のデッキで対戦したら?
子:それでもたぶん勝てない、と思う、
私::じゃあワシが世界チャンピオンのデッキでお前と対戦したら?
子:たぶん勝てると思う、
私:何で勝てると思うん、カードは最強やん?
子:カードは確かに最強やけど、ヂュエリスト(選手の名称)が・・
私:つまりはワシがカードを使うからたいした事無い、と言う事?
子:まぁ言えばそういう事になるな、
私:世界チャンピオンってのはすごい威力やな、
子:やっぱ勝ってきたんやし、
私:あんな、何が言いたいのか、ちゅうと、
お前がこれから進学したり社会に出ていこうとした時、
こいつは大したことないわ、雑魚や、ヘボやな、と見られたくないんよ、
出来れば、こいつはやるで、気を〆て対戦せな、と思わせる人物になって欲しいんよ、
そやけど、強いかなんてパッと見わからんから、
ヘボい、雑魚いと思われる事はさせたくないんよ、
学校サボったり補導されたりしたら、
それは雑魚い評価に繋がるからさせたくないし、して欲しくない、
何で制限かけたり決まり事作るのか、と言う目的はそこやから、
うざく思うやろうけど、そう思われたとしても、
軽く見られんようになって欲しい、その方が優先するんよ、
子:あー、うーん、・・
分かってくれる切っ掛けにでもなってくれればいいんだが・・どうだろうか、
こんなやりとりがありました、
カードゲームは遊びとしてみればあまり高評価は出来ないのですが、
社会への評価と自身への評価を、対戦相手の強さを指しはかる評価と併せて言うと、
勉強としてゆく意味と目標を高いところで表現するのではなく、
子供本人が軽視されないため、と言う低いレベルでその必要性を訴えられます、
社会に出た事のない、面接など受けた事もなく、履歴書など書いた事もない、
小中学生くらいの子供に、社会からの評価を伝えるのは難しいでのです、
そこで遊びでの対戦する人物への評価を、
社会での評価と絡めて説明すれば、
単に勉強をしろ、と言うよりは、
身につく知識となり得るのでは、と思い、
当時そう対話していました、
長い日記になりましたが、
遊びを真っ向から否定しても反抗されるだけ、
ならば遊びも教材とする方が、
少しでも心に届く訴えとなるのではないでしょうか?
今、子供と対峙されている方にとって、この日記が一助にでもなれば幸いです。
ソフトを没収、RFスイッチを隠す… 親によるファミコンの禁止の仕方
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=5288828
ファミコンが流行していたころ、
ゲームに夢中で勉強が手に付かなくなったという人も多かったですよね。
親は子どもに勉強させるため、いろいろな手段でファミコンをやめさせようとしたものです。
今回は、かつて行われた「親によるファミコンの禁止の仕方」について、
ヒトメボ読者に聞いてみました。
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●親の部屋に保管
「ある日学校から帰ったら、ファミコンがなくなっていた。
慌てて親に聞くと『勉強しないからお母さんの部屋にしまった』と言われた。
親の部屋には鍵が掛かっていて入れなかったので、どうしようもなかった」(茨城県・46歳男性)
「学校から帰ってずっとゲームをしていたら、
突然ファミコンを取り上げられ、親の部屋に持っていかれてしまった。
その日からしばらく、勉強した後で1時間だけ出してもらって遊ぶというスタイルを強制された」
(青森県・45歳男性)
本体を取り上げるというのは、最もオーソドックスなファミコン禁止の方法です。
隠されれば子どもは探しますので、どこにファミコンを隠すかは親と子の知恵比べでした。
とはいっても、親の部屋に保管され、鍵がかかっていると手が出せません。
仕方なく親の出す条件を受け入れて、勉強するはめになった人もいましたね。
●ACアダプターを隠す
「ある日ファミコンのACアダプターがなくなっていた。
親に聞いたら『知らない』と言われたが、しつこく食い下がって返してもらった。
『ゲームばかりしていたらまた隠す』と言われたので、
勉強もするようになった」(長崎県・43歳男性)
「うちの親はACアダプターを隠していた。本体やソフトはあまり触りたくなかったみたい。
機械には詳しくない親だったけど、
ACアダプターがなければ使えないことは理解したと言っていた」(鳥取県・46歳男性)
本体やソフトではなく、ACアダプターを隠す親もいましたね。
ACアダプターがなければファミコンは動きませんから、これも効果的な方法でした。
本体とソフトはあるのにゲームができないため、本体を隠される以上に悔しかったりもします。
●プレイ中に電源を抜いたりリセットを押したりする
「ゲーム中に『勉強しろ』と言われていたのを生返事で聞き流していたら、
頭に来た親にACアダプターを引き抜かれた。
下手をするとセーブデータが消えることもあるので、
全面降伏するしかなかった」(東京都・45歳男性)
「うちの母親はゲームに詳しくなかったが、
私がプレイしているのを見ていて『ゲーム中にリセットを押すとまずい』ことを学習していた。
言うことを聞いてゲームをやめないと、
リセットを押そうと狙ってくるので困った」(愛知県・43歳男性)
ゲームプレイ中に直接的な妨害をしてくる親もいました。
突然ACアダプターを抜かれたり、リセットを押されたりして、
セーブデータが消えてしまったという人もいるでしょう。
子どもにとってプレイ途中のゲームやセーブデータが大事ということは、
いくら力説してもなかなか理解してもらえませんでしたね。
●RFスイッチを隠す
「ある日学校から帰ったら、RFスイッチがなくなっていた。
母親が適当に引っこ抜いて隠したらしく、テレビのアンテナ線も取れていた。
父親が帰ってきて直すまでテレビがちゃんと映らなかったので、
その日は母親の機嫌が悪かった」(神奈川県・46歳男性)
「いつもどおりゲームをしていたら、怒った母親にRFスイッチを抜かれた。
兄弟そろって、母親の怒りが収まるまで黙って見ていることしかできなかった。
しかも最終的には抜いたRFスイッチを隠されてしまい、
しばらくはゲームができなかった」(京都府・45歳男性)
初期のファミコンをテレビと接続するには、RFスイッチという機器が必要でした。
普通は触らないアンテナのケーブルとRFスイッチを繋がないといけないので、
お父さんに接続してもらったという人も多かったですね。
一度繋ぐと取り外すのにも手間が掛かるので、
わざわざRFスイッチを抜いて隠すという親は相当頭に来ていたのかもしれません。
●ゲームソフトを没収
「ある日突然、ゲームソフトを没収された。
本体に刺さっていたソフトと、収納用の箱に入れてあったソフト全部。
1週間ぐらいゲームを禁止された後、家でも毎日勉強することと、
家の手伝いをすることを条件に返してもらった」(埼玉県・44歳男性)
「うちではソフトを隠された。
親の部屋にあるのは聞いていたが、普段は鍵が掛かっていて入れないので、
どうにもならなかった。
友達に借りていたソフトもあったので、
謝ってそれだけは先に返してもらった」(東京都・39歳男性)
ゲームソフトを隠されたという人もいました。
ファミコンのころはデータが消えやすいソフトもありましたので、
そのようなソフトを隠されたときは、
カセットが乱暴に扱われてデータが消えるのではないかと、ひやひやしたものです。
ファミコンに夢中になった子どもは勉強がおろそかになりがちで、
親にとっては「ファミコンを禁止するにはどうすればいいか」は切実な問題だったといえます。
子どもからファミコンを取り上げる方法はいろいろありましたが、
乱暴に扱われたために本体が壊れたり、
ソフトのデータが消えたりして困ったという人もいるでしょう。
ただ、元はといえばゲームに夢中になり過ぎたのが原因ですから、
自業自得かもしれませんが……。
(藤野晶@dcp)
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