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2018年09月11日23:28

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切支丹遺蹟博物館

名古屋市の中心部に戻って、中区橘にある栄国寺(浄土宗西山派…本山は長岡京市だそうな)を訪問しました。
幼稚園を併設している、かつてはそこそこの境内地を誇ったお寺で、尾張徳川家の庇護下にあったからか、三葉葵の紋が金襴としてました。
元々、ここは名古屋城下の処刑場があり、江戸時代初期に切支丹弾圧が始まった時に尾張領内で検挙された約三千人を処刑し、その菩提を弔う為に建立された寺院が、現代まで存続したものです。
右の「切支丹塚(千人塚)」がその名残…とはいえ、長年無縁仏を弔ったところなので幾つかの石仏や墓石があるだけなのです。
来歴から、切支丹遺物を集めていた好事家から寄進されて展示されています。
禁教令の高札や、クルス鍔やマリア観音(マリア弁天は初見でした)の他、左は木版画の切支丹不動(JSが隠されているそうな)。
中の異国人絵巻のように、南蛮物品も多く展示されていました。
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