猛暑がやっと終わりつつあり、今日あたりは秋の到来を感じる涼しさになりました。
我々のような仕事をしていると、涼しくなって感じるのは、受験が近くなっているということで、これは受験生にも感じてもらいたいことでもあります。
よく「受験生は夏が勝負!」のように言いますが、実際夏から気持ちが入る受験生も多くはなく、涼しくなってこれから寒くなるといよいよ入試だなと、体感的に考えていくのが一般的です。
今年度の受験生は、史上最高並みに多かった昨年度の反動もあって、それほど多くはありませんが、春から色々と仕掛けてきた事がわりと上手くいっている子が沢山いて、それなりに楽しみになって来つつあります。
やはり受験のコーチというのは、勉強を解説していれば良いわけでなく、何をやらせて何は"捨てさせる”のかをしっかり考え、時に厳しく、時に優しく、話を聞いたり、叱咤したりと、緩急を使い分けて受験をプロデュースしていく必要があります。
もっとも大切なことは、ただやみくもに頑張らせるのではなく、その子が頑張ればできそうなところをしっかり見極めて、そのうえで最大限の結果が出せるようにすることです。
進学塾の中にはそんなことはお構いなしに尋常じゃない宿題を出して、それができた人だけが受験をクリアし、それ以外はその人達を支えるだけの存在になっていることがあります。
それで脱落した人は、ダメだったというレッテルを背負うことになるので、それが後々大きな問題になることもあるのです。
私は地域の個別指導塾として、個々の生徒達のそれぞれに合わせた指導を心がけ、その技術を磨いて来ました。
今年もその実績をさらに積み上げていけるように、この秋冬もしっかり取り組んでいくつもりです。
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