日記158 (どんぶり勘定)

これは、大学時代の思い出話なのですが、同じ学科の気の合う仲間で
旅行のサークルを作った時の話しです。

学園祭の時だったと思います。学校から、登録人数に応じて補助金が出ると
聞いて、学校の会計窓口に申請して、お金を受け取りに行きました。
ですが、その時もらった補助金が申請より少なかったのです。

すかさず、申請より少ないことを言うと、大学側が何と言ったかと言うと、
「どんぶり勘定だから」です。
いまだに、このフレーズが耳に残っています。

予想外のフレーズで、あまりにアカラサマで、衝撃的でした。

このあからさま過ぎる言い方に、脅威を感じて、ひるんだように記憶しています。
俺たちに逆らったら、何でもするよ、と言うプレッシャーを感じました。
パワーを持っている者が見下して言う場面に直面しました。

戻って、サークルメンバーに状況を説明したら、もめるのは止めようと言う結論に
なりました。公金横領のようなの臭いもします。
後にも先にも、公式に「どんぶり勘定」を耳にしたのはこの時だけです。

良かったのか、悪かったのか。学園祭は楽しく模擬店が出来ました。