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2018年09月06日20:36

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もう日本の住宅は免震にするしかないのではないだろうか、

本日の未明、北海道で発生した最大震度7の大地震、
今もライフラインの復旧は関係者の方々、渾身の活動をもってしても追いつかず、
不便な暮らしをされている方々、
住居が被害を受け生活、仕事に影響を受けている方々、
今回の地震で怪我をされ今、治療を受けられている方、
そして不幸にも亡くなられた方、

ライフラインの復旧が一日も早く出来るよう、
今までの生活に早く戻られますよう、切にお祈りしております、
かける言葉がないのですが、亡くなられた方、ご家族の皆様にはお悔やみを申し上げます、

私も阪神淡路大震災の被災者の一人ですので、
災害を切っ掛けとする風潮や茶化すつもりは毛頭ないのですが、
日本中、どこにでも何度でも襲ってくる震災に対しては、
建設のコストが大幅に上昇するのは理解していますが、
免震住宅を普及させてゆくしか、対策はないのではないか、と思うのです、

免震、と言うもの万能ではありませんので、
震災の被害をゼロに出来る、と言う保証はありませんし、
地すべりなどの土砂災害、そして津波に対して免震は無力です、

しかし同じ地域で何度も襲ってくる地震の揺れに対しては、
中で暮らす人々と倒壊で巻き込む歩行者などから、
ほぼ守り切る事が出来る機構だと考えています、

震災の個々の住居に対する大きな傷跡は、
復旧再建に多大な費用を求められ、
住宅ローンなどで長期の支払いを科せられる大き過ぎる負担が問題です、

それに加えて家具家財の多い、この国の住居では、
揺れで発生する家具の転倒移動が原因の死傷者が多く、
人的、物的被害を複数回の地震から守るには、
高コストだとしても免震住宅に移行させてゆくしか手段はないのではないか、と、
震度6〜7が複数回襲ってきた熊本地震を見て、
政府の長期的な方針として、免震住宅の普及を進めるべきだと考えた次第です、

免震住宅を普及させるためには、いくつかの条件と制度が不可欠です、
まずは建築時のコストアップをどう抑えるのか、
そのコストをどう分散させるのか、
行政、税制面での支援と制度が必要です、

免震住宅のコストアップ割合は低層住居ほど高く、
高層住宅であれば、その率は相対的に下がる傾向があります、

そこで私としては免震住宅への建て替えに対し、
国庫からの優遇融資を制度化する事と、
震災の被害から住宅の再建をする負担が行政面から見て軽減できる事から、
震災を含む災害からの再建復旧費用を担保する保険を、
国と保険会社で資金を融通し軽費負担で済む免震住宅向けの保険を制度化し、
建設時の融資面と、維持する際の保険、
もしもの災害時の復旧再建の保障を受けられる保険面での支援をすべきです、

それと同時に現状、日本の住宅の耐用年数は固定資産税や相続税の絡みがあって、
30〜50年と短い状態になっていますので、
耐用年数を50〜100年まで伸ばし、
高いコストで建てるが長く使う前提の建物に移行すべきです、
その際、重要なのが相続税で、
人的物的な震災での被害が小さく出来る住居は、
行政面から見ても望みうる社会の資産になる、と言う観点から、
相続税の負担減を制度化すべきです、

免震住宅で建てておけば、相続の際に有利、とするのです、
その上で耐用年数が高ければ、長期的な資産としての価値も維持できるでしょう、

先ほど書いたように現状の住居の使用年数が短いからこそ、
今後、30年から50年程度で、多くの建物を入れ替えられる期待が出来ます、

地震そのものをコントロール出来るだけの力を得られれば、
それに越した事はないのですが、それは無理だと思うので、
再び大地震が地域を襲ったとしても、
道路や鉄道に被害が出て、ライフラインが寸断されても、
住民の人的物的な被害を可能な限り少なくし、
その状況下で土砂災害や風水害での被害に対しては、
優遇された保険制度で支援する、

固定資産税の軽減された税率を作るのも支援の一助になるかと思います、
免震機構の導入はいわば初期投資であり、
その後に支払う固定資産税が少なくて済むなら、
免震機構導入に助けになるかと思います、

願わくば、数十年後、大地震が襲ってきたとしても、
家に居ていれば大丈夫、怪我や死ぬ事はまずない、と言えるだけの住居、
道路が寸断され電気やガスが途絶えても、
家族が欠ける事はないだけの住まいを、
これからの日本では作ってゆかねばならないのではないか、と、
そう思えてならんのです、倒壊しない住居では人的被害を減らせないのです、
何度も襲ってくる地震に対して、揺れで被害がない住居を手に入れるしか、
この日本と言う地域では道はなく、
それが今後を見据えると進むべき選択だと思うのです、

震災が発生し、今も懸命の救助活動の只中であり、
ライフラインの復旧もこれからの状況で、
税制や行政保険の面で今後、を語るのは、
違和感を覚える方や、嫌悪感をもたれる方もいらっしゃると思います、

ただ、家は最高レベルの安全な場所であるべきではないか、と、
震災で家族が家で亡くなる事がないようにするには、
それを考えると、こういった内容の日記になりました、

ご意見、批判非難でも構いません、
一つの意見として読んでいただければ幸いです、

重ねて被災された方々の、
一刻も早い救出とご回復、
日常の暮らしが一日も早く戻ってこれるよう、
切に願っております、長くなりましたが最後まで読んでいただき感謝します。




■厚真町は震度7 北海道内で史上初の観測 気象庁
(朝日新聞デジタル - 09月06日 15:48)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5277046

 北海道を襲った激しい地震について、
気象庁は6日午後、震度データが得られていなかった北海道厚真町で
震度7を観測していたと発表した。
北海道で震度7を観測したのは史上初めて。
他に新たに震度が判明したのは、むかわ町で6強、日高町と平取町で6弱、
新冠町と新ひだか町で5強。

 同庁は各観測点の震度計のデータを通信回線で確認しているが、
今回、震源付近にある複数の観測点のデータが得られていなかった。
だが午後になって復旧し、データが確認できたという。
まだデータを得られていない観測点もあり、引き続き確認作業を進める。
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