漫画村の件で著作権を無視したコミック配信がニュースにもなっていたが、
その行為自体は看過できないし放置すれば権利者の創作意欲を削ぐことになる、
早急な対策対応が必要だと思うのだが、
利用するメリットがただ単に無料と言うだけでない点は注視すべきだと思う、
個人的に思うのは本来正当な手続きを経た配信となるのは電子書籍になるのだが、
これの価格が不当なほど高い、
何しろ紙媒体のコミックと大差ない金額で販売されているのだから当然なのだが、
コミック一冊が売れて作者に入る金額は数十円程度だが、
電子書籍の正当な価格は150円程度であるべきだと思っているが、
それを実現すると印刷業が潰れてしまう、その大義名分の下、
今の価格になっているのだと類推するが、
この制度、消費者にとっては、ほぼ価値と意義を持たない、
そもそも携帯が普及し手紙のやりとりが激減し、
紙媒体での流通が衰退するのは、もはや避けようがない、
時代の推移として見るのが妥当だ思う、
あくまで個人的な主観で書かせていただくが、
アマゾンなどで中古の完結コミックセットを以前買っていたが、
最近はあまり買う事がない、
買いたい作品がないのではなくて、
置く場所がないのだ、
アマゾンでたまに電子書籍の無料配信があるのだが、
あのサービスが出来るのは、電子書籍ゆえに、
版権のバルク売りが出来るメリットを享受している結果だと考えている、
すでに完結し、市場での動きが少ない作品であれば、
全巻セットで紙媒体で販売するには膨大な手間と投資が必要で、
予測される販売数を考えれば、そう気軽には売り出す事は出来ないだろう、
だが一度コミックなどを電子書籍化しておけば、
ただのデータの集合体なので、全巻セットの販売は極めて容易だ、
市場での動きが少なく、往年の作品であれば、
版権もややもすると折衝出来る要素もあるかと思われる、
現状の電子書籍の販売制度は、
本来持ちうるメリットを全く生かせていない、と見ている、
最大のメリットは場所を食わない事、
版権のバルク買いが出来ることが強みだと考えている、
例えば名作とされる鉄腕アトム、文庫版だと15巻完結だが、
名作と言われていても、その紙面を直接はいまだ見た事がない、
中古であっても、さすがは名作とされるだけあって、
楽天で見ると6000円ほどする、
それを電子書籍で全巻セットで1000円ほどで販売は出来ないのだろうか?
法に触れる違法配信を取り締まるのは必至だが、
それと併せて、電子書籍の電子、つまりはデータである利点は生かすべきだ、
今、日記で主張している方向性は、
実現したとすれば、広くは新聞や雑誌などにも広がり得る、
製紙産業や印刷業関係者にとっては死活問題にもなる事だが、
今は2018年、21世紀に入ってから20年近く過ぎた時代なのだから、
時代の推移も已む無き時期ではないか、と思う、
むしろ現状の電子書籍の価格を維持しているのは、
印刷業や製紙業を気遣って、と言うより、
出版社と言う独占的に著作権を扱う企業が、
既得権益と化した出版に関わる利権を手放したくないが故の現状にしか見えない、
願わくば、しっかりとした版権の保護と印税が著者に行きとどく制度を確立した上で、
電子書籍の場所をとらない利点を生かせる制度と価格になり、
著者と読者双方に利益がもたらされるようになるよう、
願わずにいられない、そうならなければ、困る、
積み上げた本をこれ以上積み重ねるのは、
災害の危険性を考慮するともはや危険水域、
早くタブレットで本が安く読めるようになって欲しい限りだ。
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